YouCanSpeakで英語がペラペラに!効率的な教材の使い方

workstation-336369_1920

前回YouCanSpeakの概要についてまとめました。今回は具体的なコンテンツ内容及び使い方などを見ていきたいと思います。

『理論』トレーニングに最適なのがこの『YouCanSpeak』のような『瞬間で英作』を行わなくてはいけないトレーニング方法です。

YouCanSpeakの学習手順

パソコン上でログイン(ログイン、購入方法などは後述します)し、画面上で勉強を行うようなシステムです。学習の手順は、実際には以下のような流れですすみます。

  1. 基本
  2. 変化
  3. 代入
  4. 合成

簡単にいうと、2つの文を、プロセスにそって最後に合成させ、複雑な英文を作り出す作業をするのですが、字面だけではちょっと意味がわかりにくいと思いますので、実際に順を追って見ていきたいと思います。

ちなみに教材はレベルが1~4まで設定可能ですので、今回はレベル1を例にとって見ていくことにしましょう。

1.基本
基本の英文

基本の英文

まずは最初のプロセスです。上記の写真に『基本』と書かれていますが、これは基本文です。『その男性はニューヨーク出身です』という日本語文を、瞬時に英語文にして声出すようなかたちになります。

ちなみに、時間設定は1秒、3秒、5秒、7秒、無制限と選べますが、英語での流暢な会話を求めるのなら最終的には『1秒』設定をクリアできるようにしたいところです。(今回は無制限で選びました)

正解は、The gentleman is from New YorkないしはThe gentleman comes from Now Yorkのような解答をすることになります。

ここで『言えた』のボタンを押すとクリアした枚数が蓄積されていきます。次の画面で、今の英訳分の答えが表示されます。

解答

解答

先に進みましょう。個人的にはcome fromやhail fromでも正解だと思いますが、とりあえずここでは『The gentleman is from New York』が模範例ということになります。

この『日本語を英語にする』だけであったら別に参考書やアプリでもできますので、わざわざお金かけて教材を買う必要もありません。ここからが、ゴルフでいう『フォームを矯正する』プロセスになります。

今の『その男性はニューヨーク出身です』を踏まえて、次の問題を見てみましょう。

2.変化
変化

変化

『変化』のカテゴリに切り替わりました。先ほどは『その男性はニューヨーク出身です』という日本語文を英文に訳しましたが、今回は『ニューヨーク出身の男性』という日本語の名詞を英語の名詞にする問題に少しだけ変わっています。

英語の主語と名詞の働きについては以前の記事を参考にしていただければと思います。

主語は名詞しかくることができませんので注意してください。

この問題では『the gentleman from New York』が正解です。つまり、この句には『動詞』が存在しない、文では無い単なる『名詞句』であることに注目してください。英語のSVOなどの構文でいう『S』の部分です。

続いて第三段階の『代入』の部分に入ります。先ほどと同じように、日本語文を英文に訳する作業を行います。

3.代入
代入

代入

この文自体には特別な意味はありません。イディオムでもありませんし、複雑な文法表現が使われているわけでもありません。ただし、先ほどの『変化』の文章と組み合わさることで、化学変化が生まれます。ここまでの『基本』『変化』『代入』のプロセスを踏まえ、最後の以下の問題を見てみましょう。

4.合成
合成

合成

『合成』のカテゴリです。『2.変化』と『3.代入』で作った英語を、ここで組み合わせて『ニューヨーク出身の男性は天才です』という英文を作る必要があります。

ここで思い出してみましょう。

2.変化 『the gentleman from New York』
3.代入 『My friend is a genius』

という英文をそれぞれ作りました。『2.変化』で作成した文章を、『3.代入』で作った文章の『my friend』の箇所に代入するだけで、以下のように今回の問題である『ニューヨーク出身の男性は天才です』という文章が作れることになります。

The gentleman from New York is a genius』

この英文の構文を見ていただければ分かると思いますが、単なるSVCの構文です。

C(補語)とは主語や目的語の状態を表すような語のことです。すなわち、S≒Cという数式がなりたてば、この文型は大体完成します。

構造自体は簡単ですし、時間をかければ恐らく英語を勉強されている方の多くが解ける問題だと思います。ただし、英語の会話に慣れていない方は、はたしてこの英作に何秒時間がかかるでしょうか?

英文の名詞化

他にもこの教材では『副詞化』のプロセスもあるのですが、とりあえず今回の『名詞化』のプロセスについて解説をします。英文において『S(主語)』あるいは『O(目的語)』にくることができるのは『名詞』だけです。

動詞や形容詞、副詞が主語・目的語になることは決してありません。そして英語の基本構文の中で、必ず登場するのが『主語(S)』です。まずもって、この『主語』を作れないことには何も作れないことになります。

主語は、例えば『花子』とか『その家』あるいは『薔薇』『日本』『鶯』など単発の者でしたら英訳も簡単ですが、実際日常生活でそこまで簡素化された主語を使えないケースを数多く存在します。

今回の問題のように『ニューヨーク出身の男性』としたい場合、この時点で途端に英訳できなくなってしまう人もいますが、これは『名詞化』のプロセスをきちんと組み立てられていないだけで、訓練次第ではすぐに改善できます。

名詞化と副詞化

名詞化と副詞化

YouCanSpeakによると、この教材には35種類の名詞化と、15種類の副詞化のコンテンツがランダムかつ無意識で勉強できるように組み込まれているようで、実際に英語を話す際はそれらの『名詞』の部分を他の名詞に変えたり、副詞の部分を他の副詞に変えることで、無数の英語表現ができるようになります。

また英作に限らず、英文のリーディングに関してもこの『名詞』を探すことは重宝されます。どんなに複雑な文章でも、どこかに主語となる『名詞』が存在しているはずですので、それを上手く探し当てればまるでなぞなぞを解くように複雑な英文を読むことができます。

理屈ではわかっていても実際に口をついてでないのがこの『名詞化』のプロセスです。それは我々の脳が『日本語仕様』になっているためで、英語をぺらぺらと話したい場合、どこかでフォームを矯正する必要がでてきます。

日本語話者は欧米人に比べ会話や読解に際して多く右脳を使うという科学者の話を訊いたことがありますが、まさに脳医学レベルで我々の思考プロセスは環境上異なっているのです。

この教材は時間制限で淡々と進められていくので、機械的にこの『英語で思考するプロセス』に我々の脳を切り替えてくれることが可能になります。

それは我々の脳が『無意識』に理解している部分であって、実際のところ母国語話者であれば鳥が学校に行かなくても空を飛べるのと同じ理屈で、習わなくても習得していた言語の思考プロセスです。

英語の基礎構造

英語の基礎構造

これを今から矯正するためには、こうした体系だった教材の長期的な使用、あるいは長期の海外生活による矯正などが必要になってきます。レアジョブとの組み合わせに関しては次回以降説明しますので、最後に購入とログインについて紹介して終了します。

YouCanSpeak購入とログイン

まず初めに、オンライン上でYouCanSpeakの購入手続きをすすめます。ホームページ上から無料体験もできますが、2~3回使った程度では間違いなく成果はでません。あくまでコンテンツの仕組みを理解する目的で無料体験するイメージです。

購入からログインまで

購入からログインまで

購入は一括で59,800円です。これは個人的にはオンラインのスピーキング教材の中では平均よりは高いけれど最高値ではない、といった印象です。まあ教材に関しては安かろう悪かろうという面がありますので、このへんは財布と相談する形です。

ちなみにこの額で2年間使えるので、一ヵ月換算でおおよそ2500円程度です。レアジョブの月額が5~6000円ですので、一括にすると高く見えますが、個人的には妥当な金額かなと思います。

さて、オンライン上での購入が済むとログインIDがすぐにメール送付されてきて、それからログインが可能になる仕組みです。

あとは、モチベーションを保ちながら勉強を続けるだけですが、個人的にはこの単調な教材のみでの勉強はきついと思いますので、やはり例にあげたように会話型のオンライン教材などと組み合わせることをおすすめします。

スポンサーリンク

コメントを残す



このページの先頭へ