TOEICとは何か:最低限知っておきたいTOEICの種類と基礎知識

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前回少し『なぜ英語を勉強しなくてはいけないのか』といったテーマについてまとめました。

自身の英語レベルを第三者に手っ取り早く認めさせる指標の一つに、TOEICやTOEFLといった試験があるだけで、単にそれでいい点をとって終わりというよりも、その後いかにしてキャリアに結び付けていくかを自身の在職されている職場の環境を鑑みて、考えてみることが重要です。

要するに、TOEICとは英語の知識がどれだけあるか、ということを企業や大学が客観的に把握するための数値でしかないため、必ずしもTOEICで高い点数を取った人が、英語を話せるとは限りません。

会社が一々『よしお前、ここで英語をしゃべってみろ』と社員に向かって面接するわけにもいきませんので、必然的に『数値』という形式をとっているだけです。ただ、そのたかが数値されど数値が、人事部の目からみたら英語ができるできないを評価する重要な基準となり、ひいては自身の将来に結びついてくることになります。

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TOEICの基本概念

TOEICとは『Test of English for International Communication(国際コミュニケーション英語能力テスト)』の略です。

TOEICには種類がいくつかあるのですが(種類に関しては後述します)、年間の受験者数は日本人でおおよそ250万人程度とされており、世界での受験者が6~700万人程度であるから、日本、韓国、中国など東洋の受験者が大半を占めており、TOEFLなどに比べると世界における認知度は少ない形です。

実際私も、海外に行ってみて、主にヨーロッパ人の反応は『TOEIC?何それ?』といった形でした。要するに、日本の企業や大学、大学院などの指標に用いられるもの以上の何ものでもありません。

ただ、やはり基本的な文法や読解知識がある、というのとないのでは、海外に行った後に大きな影響がでてきますので、やはり最低でも企業においては海外赴任に際して700~800点以上が望まれているのが現状です。

TOEICの種類

大別すると、以下の3種類があります。

  1. 「TOEIC」
  2. 「TOEIC Bridge」
  3. 「TOEIC SW」

以下、TOEIC公式ホームページを参考に、おおまかな概要についてまとめていきます。また、料金は全て税込み価格です。

  1. TOEIC
    内容:リスニング45分、リーディング75分
    点数:10~990点、5点刻み
    料金:5725円

    一番オーソドックスに受けられているテストです。TOEICの中の受験者の8~9割がこの単なる『TOEIC』を受けています。大学や就職活動などで求められることが多いのもこの普通の『TOEIC』です。

  2. TOEIC Bridge

    内容:リスニング25分、リーディング35分
    点数:20~180点、2点刻み
    料金:4320円

    公式ホームページによると、初心者向けのTOEICです。これが企業や大学の点数の評価につながると言った話はほとんどききません。ただ、英語初心者がTOEICとはどのようなものか、といったことを知るために受けるにはよいでしょう。

  3. TOEIC SW
    内容:スピーキング20分、ライティング60分
    点数:0~200点、10点刻み
    料金:10260円

    上級者向けのTOEICです。SWとはSpeaking, Writingの略で、一部の企業や大学院などはこうした英語をアウトプットできる能力をベースに、海外赴任の可否判断をくだすことがあります。

この中で、基本的に企業や大学の評価の基準となるのは『TOEIC』の一番スタンダードなものです。今後、このブログでは断りが無い限りBridgeやSWではない、普通の『TOEIC』について言及していくこととします。

公開テストとIPテスト

また、テスト形式についても以下の2パターン存在します。

  1. 「公開テスト」 (Secure Program Test: SP Test)
  2. 「IPテスト」(Institutional Program、団体特別受験制度)

以下、同じく詳細の説明をおこないます。

  1. 公開テスト (Secure Program Test: SP Test)

    これは個人的に申込み、受験するTOEICのことで、指定された日をもって受験することになります(受験日については後述します)。

    大学の入試などと同様、今までの過去問をつかったような問題は登場せず、受験者はその年ごとにまったく新しい試験をうけることとなります(当然と言えば当然ですが)。この試験を受験した場合、公式認定書が発行され、これをもって入試や入社試験などに活用することが可能です。

  2. IPテスト(Institutional Program、団体特別受験制度)

    これは「公開テスト」とは少し異なっており、いわゆる過去問を使って、大学や企業が団体で受けるTOEICテストのことです。

    上述の「公開テスト」とは異なって、公式認定書が発行されることはありませんが、点数の価値はほぼ同義とみなされ、人事部の評価等には使われることになります。

TOEICの基本情報としてはこれくらいです。次回は、TOEICのスコアに応じた英語レベルについてふれていきます。

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