TOEIC600点が鍵!英会話を習得するために必要な基礎英語力

TOEICを勉強したからと言って自動的に英語が話せるようにはなりません。例えTOEICで900点とっていたとしても、英語をスムーズに話せない人はたくさんいます。

かといって、TOEICと英会話の相関性が全くゼロというわけではありません。むしろ初期の英会話の勉強に際しては、ぶっつけ本番でネイティブとの会話や駅前留学を始めるよりも、ある程度の下ごしらえを体系だった英語の勉強でおこなってから英会話を始めた方が効果的ではあります。

今回は、スムーズに英会話を行うためのスケジュールについてまとめていきます。

英会話の下ごしらえ

ビルを建てる際に、土壌を整備しないデベロッパーはいないと思います(発展途上国ならいざしらず)。長期的に長持ちする、かつ堅牢なビルディングを建設するためには、まず土壌をしっかり固め、安定させてから、その上にどんどん組み立てていくものだと思います。

英会話に関してもこの『土壌整備』と『ビル建設』の理論はぴったりあてはまるわけで、そもそも前もって土壌を整えておかないと、単語や熟語を断片的に暗記することは可能であっても、それらを応用し、組み立てるという作業がのちのち難しくなります。

掛け算が分からなければ三角定理が理解できないのと同じで、英語の基礎が分からないと正しい英語の会話は中々できるようにはなりません。

『アメリカの子供たちは英語の基礎を勉強しなくても英語が話せるじゃないか』という声があるかもしれませんが、その分彼らは毎日シャワーを浴びるように英語を聴いて、また話していますので、膨大な量の英語の文から帰納的に英語の基礎を習得することができるのです(これは幼児期に特有の言語習得能力です)。

一方、我々は演繹的に、文法や基礎学習から枝葉を広げて様々なケースに応用していくと言う勉強方法をする必要がありますので、そのためにやはり『英語の基礎』が必要となってくるのです。

そして読む、聞く、文法、といった最低限の外国語能力のうちの基礎の部分は、TOEICの勉強でまかなえることが多いです。つまり、TOEICの勉強がそのまま英会話のスキルに直結しているわけではありませんが、道しるべになるということです。

英会話の基礎となる英語の勉強はTOEICで補おう!

基礎が無いとビルは作れません

英語の基礎とは何なのか

さて、ここから本題に入ります。果たして英語の基礎とは何でしょうか?文法をきちんと学ぶことでしょうか、発音をしっかり習得することでしょうか?

これはTOEICで『600点程度』獲得することです。別に英検でもTOEFLでも基準は何でもいいのですが、一番一般的な指標であるTOEICに置き換えると600点がボーダーラインということになります。

600点を超えると、最低限の英語はできるとみなされます。ちなみに、人事部の人から聞いた話ですが、600点以下のスコアは履歴書に書かない方がまし、レベルだそうです。

上記の記事の中に、600点あれば何ができるかといった指標がありますが、企業などでも600点が一つの目安となる最大の理由は『英文を自力で読むことができる』からです。

もちろん新聞などはまだ早いですし、ニュースも理解するのは難しいと思いますが、英文を読む、ということさえできるようになれば、語彙を増やしつつ、自力で少しずつ前進することが可能になります(800~900点程度から新聞が読めるようになり、さらに習得成果は加速します)。

どこかの偉い科学者が『2030年ごろにはコンピューターが自力でコンピューターを作れるようになり、あっという間に人間の知能を超越するだろう』と言っていましたが、要するに外部から教えてもらわずに自力で習得できるようになってさえしまえば、あとは時間と要領の問題で上達していきます。

我々外国語学習者にとって困難なのは読解よりもリスニングですし、ライティングよりもスピーキングです。リスニングをできるようになるということは、流れて来る音声の速さで読解をおこなうことと同値ですし、ライティングもまた同様に『日本語→英語』に脳内で変換する速度を極限まで凝縮した状態でようやくスピーキングがおこなえます。

また同様に『リスニング』『スピーキング』も並行関係にあります。お手本となる発音や言い回しをラジオやニュースから拾い集めることで、次第にではありますが自身のスピーキング能力が向上されていきますし、多くの英語を話していれば、英文のリズムがつかめてリスニング能力も向上します。

このように、リスニング、リーディング、スピーキング、ライティングは相互に密接に関係しあっていますので、ただ単に『スピーキングの勉強』だけやっていても英語を話せるようにはなりません(長期的にはなるかもしれませんが、効率が悪いです)。

英語を話せるようになるまでのスケジュール

もっともスムーズな流れが、以下の順番です。

  • 英語の基礎固めをする(TOEIC600点相当)
  • 英会話の勉強と、リーディングなどを並行する

順序としては、必ず『1.英語の基礎固めをする(TOEIC600点相当)』をおこなってから『英会話の勉強』に入るようにしましょう。上述しましたが、理論的には『英会話の勉強』をいきなり始めても将来的に英語を習得できるとは思いますが、恐らく正攻法の勉強法よりも逆に時間がかかります。

海外語学留学や現地ボランティアに行く人とたちも、大抵はTOEIC600点前後レベルで渡航していきますので、逆にそれ以下ですと最低限のコミュニケーションがとれないことはもちろん、本人の勉強にもなりませんのであまりいいことが無いです。

さて、上記の方法論を踏まえたうえで、当ブログの今後の流れとして、以下の2つのカテゴリを設けていきます。

カテゴリ1:TOEIC600点を目指すための勉強方法

繰り返しますが、これは何もTOEICでなくても、TOEFLでもケンブリッジでも英検でもいいのですが、一般的なTOEICを代用します。明確な目標を決めておかないと勉強のモチベーションは続きません。

カテゴリ2:ビジネスレベルの英語を話せるようになる方法

これは、カテゴリ1の『TOEIC600点を目指すための勉強方法』に到達したうえでのステップだと考えていただければと思います。TOEICは昇進や留学のための手段であって、最終目標ではありません。

TOEICでいい点をとって終わり、ではなく、その先に新たな目標を見据えることが重要です。TOEIC600点あれば、下地としては十分ですので、そこから英会話の勉強に移行していきたいと思います。

海外赴任と自身のキャリアアップのために英語のトレーニングをはじめましたが、これが半年後にはスコアでいけば910点を出せるようになりました(900点の時点で勉強はほとんどしなくなりましたが、そこからも仕事で使っていることもあって英語のスコアは少しずつ伸びています)。

上述の記事で詳しく、英会話中心の勉強方法とその成果についてふれていますが、スピーキングの勉強はTOEICのリスニングやリーディングにも効果があります。効果的な英会話の勉強によって自然にTOEICの点数を向上させることが可能ですので、そうした方法についてこのカテゴリでは触れていきます。

まずは、当座の目標である『TOEIC600点』を目指す勉強方法について次回以降まとめていきます。

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