英語初心者の登竜門:TOEIC Bridgeの形式について

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今回はTOEIC Bridgeの形式やスケジュールについてまとめていきます。

もっとも、TOEICやTOEIC SWのように複雑ではありませんので、今回の記事で完結するようにいたします。

基本的には、申し込み方法にしろ、当日の注意にしろ、TOEICと大きな違いはありませんので、ここに書かれていないことに関してはTOEICの記事を参照していただけたらと思います。

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TOEICのコンピューターによる申し込み方についてです。

TOEIC Bridgeとは

TOEIC Bridgeとは平たくいうと『初心者向け』の英語テストです。

TOEICがA1~C1までの英語力をまんべんなく図る物差しとして使われるのに対し、TOEIC Bridgeは主にA1~B1(初級~中級レベル)辺りまでの『英語初心者』を対象にした英語のテストです。

(※A1~C1のレベルの目安としては以下の記事を参考にしてください)

ここで表示されている『A1』~『C1』というアルファベット+数字の表記は、CEFRという、言語レベルを表す国際規格のことです。ヨーロッパ言語共通照枠(Common European Framework of Reference for Languages)の略。

目安としては、TOEIC Bridgeのスコアがリスニング・リーディング合計で160点以上であればB1レベル、合計で134点以上であればA2レベル、92点以上でA1レベルです。

ですので、英語力にそこそこの自信がある、という人にとってはあまり受ける意味の無いテストですが、英語に自信が無い、あるいはTOEIC受験が初めて、という方にとっては、英語に慣れる、雰囲気に慣れる、といった形で受験する意味がでてきます。

TOEIC,TOEIC Bridgeともに『英語によるコミュニケーション能力を測定する世界共通のテスト』であることに変わりはありませんが、その難易度に違いがあると言うことです。

出題内容としては、TOEICがビジネスの話題や広告、メールなどまんべんなく出題される一方で、TOEIC Bridgeは『日常的で身近な内容』を対象としています。

問題はTOEICと同様、リーディングとリスニングのみで、それぞれ以下のような構成になっています(スピーキング、ライティングは出題されません)。

  • リーディング :90点満点(2点刻み)50問 35分
  • リスニング  :90点満点(2点刻み)50問 25分

このTOEIC Bridge の点数をTOEICに換算すると、TOEIC Bridgeで150点であればTOEIC470点程度、160点程度であればTOEIC570程度、といった形です。

ちなみに、TOEIC Bridgeの主な受験者は高校生と大学生で、受験者の平均年齢は20歳ということから、社会人にはあまり需要がない試験というか、あくまで初心者向けの試験であることに注意しましょう。

高校生の受験者の割合が23パーセント、大学生・短大生が31パーセントです(ちなみに、受験者の大半が日本と韓国です)。

TOEIC Bridgeのスコアと受験者

TOEIC Bridgeの受験者数は、2009年度以降ほぼ5年間、年間受験者が20万人前後で推移しており、横ばい状態です。20万人の受験者のうち、ほとんどがIP受験者で、学校や会社などの団体受験によるものが9割以上です。

公開受験は分母数が少ないので、IPテストの平均点をみてみると、おおよそ116点前後で推移をつづけている形です。

2013年度の平均点で行けば以下の通りです。

TOEIC Bridgeの平均点

  • 全体 :116.6点
  • 学生 :116.9点
  • 社会人:113.5点

また、TOEIC BridgeのほうがTOEICよりも英検との相関性が図りやすいと言えます。以下、英検との相関性です(右側がTOEIC Bridgeの得点です)。

英検とTOEIC Bridgeの相関性

  • 英検準1級 165.9点
  • 英検2級  152.1点
  • 英検準2級 134.1点
  • 英検3級  120.6点
  • 英検4級  110.2点
  • 英検5級  105.6点

繰り返して述べますが、あくまでTOEICの前座、英語初心者の方が受けるもの、という認識でとらえていただけたらと思います(Bridgeは、TOEICまでの橋渡しという意味だそうです)。

TOEIC Bridgeのスケジュールと申し込み

TOEIC BridgeはTOEIC関係の試験の中で一番安い、4320円で受験可能です。

もっとも、TOEICやTOEIC SWと違い、年に4回しか開催されないのが特徴です。

今年の分はすでに全て締め切られていますので、今から受験しようと思ったら2015年の分の試験に申し込む必要があり、2015年で行けば以下の日程です。

TOEIC Bridgeの2015年日程

  • 2015年 3月8日(日)
  • 2015年 6月7日(日)
  • 2015年 9月6日(日)
  • 2015年 11月1日(日)

試験の申込期間はそれぞれの試験日によって異なり、例えば3月8日開催のものであれば2014年11月10日~2015年2月5日のあいだに申し込む必要があります。

詳細は以下のリンクでスケジュールの確認を行ってください。

http://www.toeic.or.jp/bridge/guide01/guide01_01.html

スケジュールを選択した後の申し込みの流れはTOEICやTOEIC SWと同様、TOEIC SQUAREにログインし、受験する形です。TOEIC SQUAREの手順は以下の記事を参考にしてください。

まずはじめに、TOEIC SQUAREというサイトに会員登録するところからスタートします。

ちなみに、TOEICやTOEIC SWと違い、以下の13の都市の中で開催されます。もっとも、都市の中でどこの会場になるのか、という選択肢はありませんので受験票をもって確認する形です。

札幌・仙台・埼玉・千葉・東京・神奈川・名古屋・京都・大阪・兵庫・岡山・広島・福岡

また、試験後にはTOEICと同様に公式認定証が発行されます。これは、試験日から起算しておおよそ35日目以降の発送となります。

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TOEIC Bridgeの形式

上述しましたが、リスニングとリーディングがそれぞれ50問ずつ、計100問の形式です(TOEICのちょうど半分の数です)。以下、それぞれの形式についての説明です。

リスニング問題

1. 写真描写問題(Photographs)

全15問

TOEICの写真描写問題と同じような形式で出題されます。一つの写真が問題用紙に与えられており、それについて4つの説明文が流れるので、どれが適切かを選択する形式です。

2. 応答問題(Question-Response)

全20問

これも、難易度は簡単ですがTOEICと同様の形式です。1つの質問と、それに対する答えが3つ返されるので、どの答えが適切かを答える形式です。

例えば『What do you have in your hand?(あなたの手に持っているものはなんですか?)』と聞かれて、次に「何と返したらいいでしょう?」、といった形で3つ英文が読まれるようなイメージです。

3. 会話問題(Short Conversations and Short Talks)

全15問

2人の会話や説明文などがアナウンスされるので、その会話などを聴いて、問題用紙上の答えの中から適切な答えを選ぶ、という解答です。これも、TOEICの形式に似ていますが、難易度が易し目に設定されています。

リーディング問題

1. 文法・語彙問題(Incomplete Sentences)

全30問

不完全な英語の文章が提示されていますので、そこに穴埋めをしていく形です(これもTOEICと形式は同じです)。

例:He was amazed _____ the news.
A: at
B: on
C: from
D: within

正解はA:atです。

2. 読解問題(Reading Comprehension)

全20問

これもTOEICと同様、長文を読んでその後に用意されている選択肢にこたえる形式の問題です。一つの文章に対していくつかの問題が用意されていますので、一つの文章をどれだけ読みこなせるかがカギになります。

これで、問題形式の説明は終了です。どれも、TOEICの問題と類似しており、逆にTOEIC BridgeでTOEICの形式に慣れて置くことは、今後TOEIC受験を考えている方にとっては割といいやり方かもしれません。

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