TOEFLとは何か?簡単に分かるTOEFLの4つの試験形式

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TOEICの形式は『リーディング』と『リスニング』でした。もっとも、リーディングに関しても長文のリーディングや文法問題、あるいはリスニングに関しては写真や会話を使った問題と、様々な種類の問題が用意されていました。

TOEICのテストは最初にリスニング(listening)が、ついでリーディング(reading)がそれぞれ45分と75分で行われ、200問を解く必要があります。

TOEFLは、昨今少し試験形式が変わり、日本人の得意だった『文法問題』が削除されてしまいました。今回は、2014年末現在のTOEFLの試験形式についてまとめていきます。

TOEFLの問題形式

TOEFL iBTはインターネット上で受験するのでTOEICと比較すると少し癖があります。インターネット受験の注意点などはまた改めて記述することにして、今回は問題形式の概要についてまとめていくことにいたします。

TOEFLのテストは約4時間30分と長丁場の設定です。また、受験料が150~200$(2万円前後)とTOEICに比べて割高ですので、中々気軽に受けられるものではありません。

さて、上述の通り、以前は文法正誤問題などがTOEFLにはあったのですが、現在はそれらのこまごました部分が削除されてよりシンプルになりました。

TOEFLという試験の性質がそもそも『英語圏の学術機関』に適した英語力か否かを見極めるためのテストですので、そうした能力が問われるような実践的な問題内容になっています(長文を読んだり、講義のような長い英語文を聴いたり、といった形です)。

具体的には、以下の4つのパートから構成されています。

  1. Reading(リーディング)
  2. Listening(リスニング)
  3. Speaking(スピーキング)
  4. Writing(ライティング)

以下、それぞれの説明を行いますが、個々のコツや勉強方法などはまた改めて書くことにして、今回はあくまで概要を紹介する形にとどめます。

また、サンプル問題に関しては著作権の問題で引用できないので、以下サイト先のPDFを参照していただければと思います。

TOEFL サンプル画面

TOEFL サンプル画面

https://www.ets.org/toefl/ibt/prepare/sample_questions

1.Reading(リーディング)

Readingセクションの問題は、時間は60~80分、設問は36問~56問です。基本的に、Readingセクションは『長文を読む』→『設問に答える』といった形式です。

TOEFLのホームページや参考書などで練習問題を見ることができますが、TOEICの長文よりも長いです。これを全部読んで理解することができればそれは理想的ですが、恐らく単語のレベルなどから鑑みるに、画面上にあの時間制限のある緊張感の中で、全て読み切るのは難しいと思います。

さて、この長文を読んでどんな問題に答えるかというと、例えば以下のような問題が用意されています。

1.文中の英単語の意味を問う問題

文中に網掛けの英単語(もしくは代名詞)が提示され、この英単語に近い意味の選択肢を答えるような問題です。英単語が分からなくても、前後の関係などからある程度答えを推測することが可能です。

2.センテンスをどこに補充するかを問う問題

あらかじめ設問分の中に欠落したセンテンスが存在し、どこにセンテンスを補充すれば意味の通る全体文になるかを考える問題です。この問題は結構好みが分かれますが、以前まとめた手法を用いれば比較的解きやすくなる問題です。

文章を要約する上で肝心なのは、各段落ごとの最初の一文

3.文章、あるいは段落の意味を問う問題

文章全体の意味(タイトル的な)、あるいは特定の段落が何について書かれているのかを答えるような問題です。これに関しても、全部の文章を隈なく読む必要はなく、あくまで文章の『大意』をつかめばよいので、前述のコツが使いやすい形式です。

また、文章の意味を直接問う以外にも『誰が○○しましたか』や『どうして○○ですか』といったいわゆる5W1Hに関する問題もたびたび出題されます。

4.選択肢をカテゴライズする問題

例えば5つくらい設問が並んでいて、この中で問題文に適した解答を3つ選びなさい、といった形の問題です。

Readingの問題に関しては、学術的な話題が登場することが多いので、日ごろから学術系の英語雑誌、記事などに気を付けて読んでいれば、それだけで有利に働きます。

2.Listening(リスニング)

Listeningセクションは60~90分、設問は34~51問で行われます。こちらもReadingと同様、学術的な『講義』などのリスニングがメインになっており、かなりの集中力を要する試験です(リーディング、リスニングのあとに休憩が10分あります)。

問題の形式としては、こちらもReadingと同様、5W1Hを問われる問題が多いです(特に『Why(なぜ)』を問うような問題)。

こんなの日本語で流されても覚えきれない!というレベルで長いのですが、幸いにもメモを取れますので、重要な事項(5W1H)に関してはメモを取りながら進めていく必要があります。

TOEFLのホームページや参考書などについている練習問題のスクリプトをみるとわかりますが、流石に学術向けの試験というだけあって専門用語が多く、分からないようなことも結構あると思いますが、リーディング同様、細部まで丸々全部理解するというよりは『重要な情報』をおさえて置きさえすればなんとかなります。

3.Speaking(スピーキング)

スピーキングに関しては20分、設問は6題です。この辺りで集中力が切れそうですが、残りはスピーキング、ライティングとアウトプット型の試験です。

スピーキングテストは、単に『話して』と言われるだけでなく『英文を読む、あるいは聞く』ことを行った後、その英文に対して自身の考えを述べる、英文の要約をおこなって英語で答える、などといった問題です。

ですので、リーディング、リスニングのスキルが大前提となり、そこを間違えてしまうと点数がもらえません。

再三述べているように、スピーキングの勉強は日本国内ではなかなか習得が難しい科目の一つです。これに関しては、多少値が張ったとしてもスピーキング教材を活用した方が確実だと個人的には思います。

頭を使いながら(理論)、同時に生の英語に触れていく(実践)というプロセスを踏んでいかないと、ただの時間の無駄になってしまいます(英語の勉強や野球だけでなく、おそらくどんな分野にも通用すると思いますが)。

4.Writing(ライティング)

Writingの試験時間は50分、設問は2問です。スピーキング同様、こちらも全ての英語力が試される試験です。出題形式としては、例えば英文の文章を読んで(聴いて)それに対する自身の意見を書く(賛成か反対の立場を述べた上で)、といった形式です。

こちらも、TOEFLの性格が強く表れていていわゆる『講義』を聴いて(読んで)、その講義に対する自身の意見を明確にするという、欧米圏の大学院で必要とされるスキルを問われるような形式です。

よく、SpeakingができればWritingもできると言う人がいますが、個人的にはやはりWritingはWritingで勉強する必要があると考えています。

書き言葉は、相手を想定していません。目の前に誰もいない状況ですので、言葉以上に慎重にしなくては、言葉が独り歩きして、誤解を招くかもしれません。

こちらもスピーキング同様にアウトプット型の試験ですので独学が難しいので、オンライン英会話などと結び付けて、ある程度の出費を覚悟で勉強したほうがよいでしょう。

とりあえず今回はTOEFLの試験の主な概要について紹介しましたの。次回は、申し込みや試験中のインターネットの使い方、当日の注意点などについてまとめていきます。

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