TOEFLスピーキングのコツ:積極的に新しい英語表現を使おう!

前回、TOEFLのspeaking(スピーキング)の形式の種類について述べました。

TOEFL speakingセクションにおいて、我々は『必要時間内に必要な情報を伝える』という能力が要請されます。具体的には、以下のような問題が出題されます。

今回は、そのうちの最初の形式である『自分の意見を述べる』形式のspeaking skillについての方法を述べていきたいと思います。

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自身の意見を述べる形式の問題

この形式の問題形式は、通常15秒の準備時間+45秒の解答時間、といった形です。

例えば、以下のような質問が英語でなされますので、それに対して当然ながら、英語で解答するという形式です。

Q:What suggestions will you give to your friend who is afraid of speaking in the public?

『人前で話すことが苦手な彼に、あなたはどんなアドバイスをしてあげることができますか?』

他にも『あなたの尊敬する人は?』『あなたが好きな職業につけるとしたらどんな職業につきたい?』など、この手の問題では自身の意見、およびその根拠を求められます。

ちなみに、TOEFLのspeaking問題は日本語でさえも時に、時間内に意見をまとめるのが難しいような質問があります。まず、後述しますが、我々は時間内に「導入」「例」「結論」という3つのことを自身のspeaking内容に盛り込まなくてはいけません。

ただでさえこの試験という緊張した状況で、45秒という差し迫った中で、論理的な自身の意見を、しかも英語で述べるのが難しいというのは、恐らく想像に難くないと思います(このspeakingとwritingの存在が、TOEICとTOEFLの難易度を大きく隔てている理由の一つです)。

とはいえ、何事にもコツはあります。以下、この問題形式の解き方について簡単に見ていきましょう。

解答の構成:導入→例→結論

上述したように、TOEFLのこの手の問題の組み立て方は決まっています。すなわち、以下の構成で理論を作ってください。

  1. 導入
  2. 具体例(×2)
  3. 結論

このやり方が最も確実です。以下、さきほどの『人前で話すことが苦手な彼に、あなたはどんなアドバイスをしてあげることができますか?』という質問を使って、それぞれの部分の説明をしていきます。

1.導入

この部分では、簡潔に自身の意見を述べることが目的です。仕事の文章などでも、よく最初に『これから述べること』を伝えておかなくてはならないように、TOEFLのspeakingの問題でも、最初に自身の意見の要約を述べておく必要があります。

I think that the way you can remove your afraid is practice and relaxation.

『私は、人前での緊張を取り除く方法は、練習とリラックスだと思う』

以上で終了です。実際、writingなどもう少し尺が長い問題ではもう少し肉付けしてもいいのですが、45秒間という限られた時間で意見を述べなくてはいけない以上、そこまで導入部分に時間を取るわけにもいきません。

以下、今度はこの『practice』と『relaxation』が必要だと思う理由について『具体例』を出して聞き手を納得させる必要があります。

2.具体例

この部分では、具体例を基本的には2つ程度求められます。

When I was a high-school student I had also worry about speaking in the public but by practicing in my university I became better at making presentation.

『私が高校生の時、公衆の面前で話すことに恐怖感を持っていたが、大学で練習したことによって、上手に話せるようになった』

これは私の意見ですが、具体例のうち最低でも一つは『in my case(私の場合は)』と言った感じで、自身の経験に結び付けて説明するほうが楽です。

主語が『私』なのと『第三人称』なのでは、その後のイメージの仕方が随分違います。自身の大学、高校、仕事場での経験などを思い浮かべながら話せば、自ずとその後のアドバイスも頭に浮かんでくるはずです。

Furthermore, I try to relax by just focusing on the speech and avoiding over-thinking.

『加えて、私はつねに他のことを考えないようにして、スピーチに集中することによってリラックスするように努めている』

ここで、in addition to that やfurthermoreといった形で次の具体例を導入します。ただ、問題の形式や、残り時間によっては具体例が一つで問題が終わってしまう場合もありますので、その場合は次の具体例に移らずに、結論を出すことにしましょう。

3.結論

最後に結論です。

So there are my advice for someone who has a stage-fright.

『以上が、私があがり症の人に対しておこなうアドバイスです』

ここでは、簡潔に自身の結論をまとめます。この結論の長さは、残り時間によって長くなったり短くなったりすると思います。この1.導入~3.結論までを通してさらさら読むと30秒くらいですが、途中つかえたり考えたりすることを考慮すると、大体このくらいの長さで45秒過ぎます(繰り返しますが、たとえ日本語であっても、咄嗟に『あがり症の人へのアドバイスを』というお題を出されても思い浮かびませんので)。

TOEFL speakingのためのヒント

最後に、TOEIL speakingの点数向上のためのコツ、というかヒントについてまとめていきたいと思います。

1.繰り返しの表現を避けよう

TOEFLの試験官は繰り返しの表現を嫌うと言われています。これは日本語の文章を考えていただければお分かりかと思いますが、確かに何度も同じ表現を繰り返すと頭が悪く見えます。

Furthermore, additionally, another reason, moreoverといった感じで、次の説明に移る際の表現も無数にありますので、簡単だからと言って何度も『furthermore』を多用しないようにしましょう。

2.難しい表現を使うようにしよう

日本の試験は基本的には減点形式です。一方、TOEFLのような試験は、どの程度難しい表現を知っているのか、というのも評価の対象となります。

ですので、上述したように無難に何度も同じ表現を使ったり、小学生でも知っているような表現を使ったりすると、減点こそされないと思いますが最終的な点数が悪くなります。

また、これは語彙だけではなく、文法にしろ、やはり難しい表現を使えればそれだけで高得点に繋がります。この辺の表現方法に関しては、例えば日ごろ英語のニュースなどを読む際に面白い表現があったらチェックをつけておいたり、あるいはオンライン英会話の教師に尋ねてみるのも良いでしょう。

3.日本語を思い浮かべるのではなく、最初から英語で文章を組み立てよう

最初に日本語で『私は、人前での緊張を取り除く方法は、練習とリラックスだと思う』と考えた後で『I』『think』『that』『the way』・・・と頭の中で翻訳するやり方では、100%45秒に間に合いません

これは練習あるのみですが、とにかくahでもwellでもいいので、まずは英語を口にしてください。かなり難易度は高いと思いますが、この『日本語』→『英語』の思考方法を辞めない限り、恐らくこのspeakingセクションで高得点はとれません(というか、英語が話せるようになりません)。

このやり方が自力で難しい人は、以前紹介したように例えばYouCanSpeakといったオンライン教材で矯正するのも一つの手です。SpeakingにしろReadingにしろ、とにかくスピードが要されますので、まずは日本語での思考を捨て去ることが、英語で成功を収める秘訣です。

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