英語の文章を要約できるようになれば英語力は大幅に向上する!

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要約する(summarize)とは、日本語であっても難しい作業です。TOEICのテストに『何文字以内で要約せよ』みたいに出題されることはありません。

また、TOEICの場合一々紙に落として要約する時間もまったくありませんが、この『要約作業』が頭の中でできるようになると、今までとはかなり長文読解の能力に差が出てきます。

また、私はこの『要約』を英語で練習しましたが、日本語の本であっても速読と、内容の判断が正確にできるようになったため、単に英語の勉強だけでなく、日常生活の助けにもなるはずです。

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英語の文章を要約する

上述しましたが、この『要約』作業をテスト時間中にやるわけではありません。もし、英語の長文が苦手で、それぞれの文章の意味は理解できるのに、通してみると何を言っているのかさっぱり、という方はこの『要約』が苦手だということです。

ですので、まずは体系的にこの『要約作業』を頭の中で整理しておくことで、英語の長文読解能力は間違いなくあがります。

最終的な目的は、この要約作業が、頭の中で自然に行えるようになることですが、その練習として以下では少し面倒くさいプロセスでその要領を覚えていく必要があります。

大体、5~6記事もこなしているうちに、次第になれてきて頭の中で要約が行えるようにあんりますので、長文読解が苦手だという方は試してみるとよいでしょう。

まずは頭の中の情報を整理するところから

まずは頭の中の情報を整理するところから

具体的な英文の要約手順

以下の要領でもって、英文の要約をすすめていきます。

  1. テキストを最低でも一回通して読む
  2. 要約する文章をまずは『この文章は何について書かれているか』一文でまとめてみる
  3. 文章のキーワードにアンダーラインを入れる(抜き出す)
  4. 締めくくりに結論(英文の帰結)を盛り込む

学術的な要約をすることが目的ではないので、以上のことだけで十分です。以下、それぞれのやり方について見ていきましょう。

1.テキストを最低でも一回通して読む

たまに、文章を1パラグラフ読む→日本語で理解しようとする→次のパラグラフを読む→それを日本語で・・と続けていく人がいますが、これはあまりお勧めできません

英語にしろ、日本語の文章にしろ、まずは最低限すべて読み終えてから『この文章は何について書かれていたのか』を考えないと、分断されたパラグラフで考えては全く文章の外観がつかめません。

最低でも一回ですので、できれば二回、三回と繰り返し読んで、文章の構造を理解するようにこころがけたほうが良いでしょう。

パラグラフごとに要約するのではなく、まずは全体を通して読んでみる

2.要約する文章をまずは『この文章は何について書かれているか』一文でまとめてみる

要約という作業は『長い文章を短い文章にまとめる』ことですが、まずはそれよりも簡単な『長い文章を一つの文章にまとめる』ことから始めてみましょう。

その『長い文章をまとめた』一つの文章が、要約文の最初の一節になります。例えば、以前長文の読み方で例に出したwall street journalの『仮想通貨』の記事をまた例にとりましょう。

It’s one thing for a retail business to say it’s going to start accepting bitcoin. From Expedia to Dish Network to Dell, there are plenty of those. But we’ve never heard of a company saying it won’t accept dollars. Until today, that is.
We were intrigued by a story online, reporting that Denver-based precious metals dealer Amagi Metals said that by the end of 2016, it will no longer accept dollar-denominated business, and will do all of its business in cryptocurrencies (or gold, of course). Surely, that couldn’t be. Why would any retail business decide not to accept the world’s most widely distributed and widely used currency? We had to talk to somebody at the company, to see if this story was right.
Yeah, it’s pretty right. “I’m a big advocate of sound money,” CEO Stephen Macaskill told us over the phone. The dollar, no longer backed by gold, is controlled by “political whim,” he said. It’s not a currency he wants to hold.

この文章を一文でまとめるとしたら、以下の通りです。

【一文で要約】The newspaper article ‘BitBeat: Bitcoin Accepted Here; Dollars, Not So Much ’, informs about bitcoins.

『この「BitBeat: Bitcoin Accepted Here; Dollars, Not So Much」という新聞記事は、ビットコインについて述べたものである』

果たして要約といっていいのか、というくらいシンプルなまとめ方ですが、導入としてはこれで問題ありません。これで、要約の最低限の仕事「何について書かれた記事なのか」を要約することができます。

いきなり全部要約するのではなく、一文にまとめてみる

ちなみに、文章の邦訳は以前の記事を参照してください。

今回は、TOEICの長文読解にも役立つと同時に、その他の英文を読解する際にも役立つような読解術についてまとめていきます。

3.文章のキーワードにアンダーラインを入れる(抜き出す)

キーワード(キーフレーズ)とは、5W1Hと言われる(What, When, Who, Where, Why, How)条件を満たすもののことです。

例えば、全部は行いませんが、この記事で行くと、
What「何に」ついて書かれたものであるかは、すなわち「Bitcoin」です。
When「いつ」か、「in 2017」というフレーズがたびたび登場しています。
Who「誰が」、「retail business(小売業)」というものがキーワードになりそうです。

と、いう具合に文章を読むときには5W1Hに気を付けることによって、おおよその文章の流れをつかむことが可能になり、誰かにそれを伝えるとしてもスムーズに行えます。

キーワードは5W1Hに注目せよ

4.締めくくりに結論(英文の帰結)を盛り込む

最後に重要なことが、この文章ははたして「どんな結末を迎えたのか」ということです。つまり、書き手はその意見を紹介し、賛成したかったのか、反対したかったのか、あるいは読者の判断に委ねたかったのか、ということです。

この「作者の意見」を読み取らせる問題は大学受験でもTOEICでもTOEFLでもよく登場します。また、作者自身は意見を出さずに、出典などに委ねるケースもありますが、まざにこのビットコインの例がその「インタビュアーの引用」であり、作者自体はその判断を保留しています。

そうした場合、自分で要約の文章を書いてみる場合、以下のフレーズで片付けることをお勧めします。

According to ~(~によると)

このフレーズで、例えばこの新聞記事の例でしたらドルの衰退と仮想通貨の地位の向上をうたっているのは記者ではなく、Amagi Metalsですので、According to Amagi Metals, bitcoins will~(Amagi Metalsによると、仮想通貨は将来的に~)という形で締めくくる形になります。

もっとも、要約に正解はありませんが、いかに短く、端的にその文章を英語で表してみせるか、というところがカギになります。求められている文の多寡にもよりますが、最低限上述の『1』と『2』さえ守られていれば要約になります。あとは冗長になりすぎない程度に『2』の情報をトッピングしていきましょう。

要約例
The newspaper article ‘BitBeat: Bitcoin Accepted Here; Dollars, Not So Much ’, informs about bitcoins. According to Amagi Metals, bitcoins will gain power instead of daller.

これもアウトプット型の勉強方法ですので、慣れてきたら紙に書きださずに、例えばオンライン教材などで英文を読む→その場で要約してプレゼンする、というやり方をすると飛躍的に読解能力が向上します。

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