英語のスピーキングに活用できる教材や方法とコストパフォーマンス

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リスニング、リーディングといったインプット型の英語は、もちろん人に教えてもらうのも重要ですが、その気になれば一人で勉強できる科目です。毎日本を読んだり、語彙を覚えたり、ラジオを聴いたりすることで英語力の向上につながります。

そうした場合、テキスト代など多少の出費はありますが、1000~2000円くらいとたかが知れています。

一方で、スピーキングやライティングのようなアウトプット型の勉強に関してはそうはいきません。いくら日記を書こうとも、一人で英語を話してみても、相手がいないことには正しいのかどうかさえも分かりません。

そのため、多くの人々がリスニング・リーディングの勉強方法に関しては知っていますが、スピーキング・ライティングの勉強方法に関しては詳しくないのが実情です。

スピーキング教材を比較する

インプット型とアウトプット型の教科を比較してみると、アウトプット型の問題点は相手が必要なことが多いため、語学学校(教室)やオンライン教材などに頼らざるを得なくなり、結果費用がかさむ点です。

参考書であれば買ったものが自分に合わなかったとしても、新しいものを買えばいいわけですが、10万も20万もかかるようなスピーキング教材ではそうはいきません。

多くのスピーキング教材が無料体験コース(1週間、数回など条件付きの)を実施していますが、やはり実際に何週間か続けてみないことにはものになるかどうか分かりません。

というわけで、今回はそうした値段が張るものの、効果のほどが定かではない『スピーキング向け学習方法』の費用対効果を比較していきます。

  1. 通信型オンライン教材(レアジョブ、ラングリッチなど)
  2. 購入型オンライン教材
  3. 海外の語学学校に通う

以下、それぞれのまとめです。

1.通信型オンライン教材(レアジョブ、ラングリッチなど)

英語の勉強雑誌や、時には週刊誌などでもたびたび特集されるオンライン教材です。

『オンライン教材』とは、例えば外国の講師とスカイプなどでやり取りをして、英語の授業をしてもらう教材のことです。また、講師はアメリカ、イギリスなどでは割り高なため、フィリピンの学生などを使っていることが多いです。

この教材に関しては私も半年以上続けていますが、個人的にはおすすめしたい教材の一つです。スカイプの向こうとの相手と英語で会話することで、リスニングとスピーキングの双方の勉強が可能です。

レアジョブの画面

レアジョブの画面

また、毎日話題が変わって新鮮なので、語学勉強者にありがちな『三日坊主』にならないところが特徴です。特に独学で英語を勉強されている方は、必ず仕事と両立しつつ、幾度かモチベーションが続かなくなることがあると思います。

そんな際に、机に向かった勉強ですと中々気が乗らないことが多いのですが、スカイプで自分の好きな話題を聴いてもらいながら勉強できるので、暇つぶしにもなります(ホステスばりに聴き上手な講師もいます)。

費用対効果についてですが、毎日2~30分のコースで月々5~7000円といったところです。はじめた当初は会話もおぼつきませんでしたが、1ヵ月程度で相手の言っていることが分かり、2ヵ月程度で辞書片手に会話が続くようになり、3ヵ月程度で会話ができるようになります。

特に『どうやって英語に訳したらいいのか分からない単語』が出て来た場合、他の単語で代用すると言う能力が高く身につきます。

例えば話している最中に『締切』という英語が分からなくなったら(正解はdeadlineですが)、無理に単語を思い出さなくても、the date by which I must complete this application(この申し込みをしなけらばならない期日)と、簡単な英単語をくっつければ同じような意味がつくれます。

こうした『簡単な単語での代用』は、しばしば会話テストなどでも活躍しますので、TOEIC SWの受験を考えている方にはおすすめです。

簡単に言うと、通常のTOEICが『読む』『聴く』という『インプット』の能力を求められるのに対し、TOEIC SWのほうでは『話す(speaking)』『書く(writing)』といった『アウトプット』の能力が要求されます。

2.購入型オンライン教材

特殊なリスニング教材とかは別としてリスニングやリーディングの教材はそこまでコストがかかるものではありませんし、個人的にはコストをかける必要もないと思います。

度々紹介しているように、ラジオやオンライン新聞や海外のテレビ番組などで十分無料で代替可能です。

一方、アウトプット型のスピーキング(ライティング)に関してはある程度の出費は覚悟しておいたほうがよいです。これは前述のようにスカイプを使うようなオンライン教材でもそうですし、この章で紹介する他の教材に関しても同様です(大体3~10万円程度)。

こうしたアウトプット型の教材であれば、例えば世界各国で使われているロゼッタストーンなどが有名です。

ロゼッタストーンの画面

ロゼッタストーンの画面

ロゼッタストーンもいい教材ですが、個人的には英語のアウトプット型特化した教材なら以下のものがおすすめです。

YouCanSpeakの画面

YouCanSpeakの画面

http://www.youcanspeak.net/

別の記事で詳細に関しては記しますが、この教材は出て来た日本語分を瞬時に英語に変換していく、というゲーム方式の勉強方法を用いています。

価格が若干はりますが、一日10分程度を3ヵ月続けていれば語彙も増えますしアウトプットの運動神経がつきます。

私は上述の通信型オンライン教材と併用してこの教材を用いていました。簡単な語彙を使いまわすだけなら通信型だけでも勉強できますが、新しい言い回しや語彙、表現を覚えるためには『眼で見て』理解することも必要です。

ちなみに、ゲーム方式と本会社はうたっていますが、あまりわくわくするようなゲーム性ではないので、人によってはこれだけやっているので飽きると思います(飽き性の私は飽きました)。

ただ、上述のようにオンライン教材など会話する環境と組み合わせたり、海外在住者など、日常的に英語のアウトプットと携わるような方にはおすすめです。そうすることで、日々の上達を実感することが可能です。

3.海外の語学学校に通う

以前語学学校(海外)の記事を書きましたが、即効性という面ではこれが一番手っ取り早いです。

一番語学の習得において効果があるのは、なんといってもその土地で生活することです。

私は国内の語学学校というものを体験したことがないので分からないのですが、効果のほどでは上記2つに比べて海外の語学学校や海外での生活が、一番速く英語が上達します。

やはり、上記のようなオンラインでの勉強は『勉強』です。一方で、その土地での生活では我々は五感を使って様々なことを憶えられ、また生活の中で実際に使うことが可能です。

書くだけ、聞くだけよりも、書きながら音読するほうが勉強の成果が出るように、我々の脳は他の感覚器官を用いながら勉強することでより記憶に鮮明に刻印されると、科学的にも言われています。

もっとも、以前の記事でも紹介しましたが、まとまったお金が必要になるところがデメリットです。

また、上記の2つのオンラインの勉強のように、国内で継続して勉強を続けられるわけではないので、特にスピーキングに関しては帰国後に放っておくとどんどん劣化していきます。

ですので、語学留学は初期の英語への苦手意識を払しょくする、海外の大学院や就職を目指して体系的、目的意識をもって勉強する、という使い方をするほうがよいでしょう。

また、語学学校に行く金が勿体ないと思われる方は、以前紹介したように海外ボランティアなどでも英語のスピーキング力は十分身につきます。

もちろん、学校と違って体系的に教えてくれる人がいるわけではありませんが、ある程度英語の地力があり、スピーキングを練習したい人にはこれもお薦めです。

直接学校で英語を習う方法ではありませんが、海外でボランティアをしながら、現地スタッフなどと英語でやり取りしている間に、英語が話せるようになる人も多いです。

最後に、メリットデメリットのまとめです。

まとめ(メリットとデメリット)

通信型オンライン教材

形式 実践
費用 月々5000円以上
メリット 毎日違った会話を楽しむことができる
デメリット 講師の質にむらがある会社もある、スケジュールを調整する必要がある

購入型オンライン教材(スピーキング向け)

形式 理論
費用 3万円~10万円程度
メリット 体系だった勉強ができる、自分のスケジュールで勉強できる
デメリット 「勉強」のための勉強なので、モチベーションが無い人には続かない

海外語学留学

形式 実践+理論
費用 3ヵ月で3~50万円程度(航空費、学校費用、滞在費など込みで)
メリット 五感で英語を習得することができる
デメリット 高い

海外生活(ボランティア等)

形式 実践
費用 3ヵ月で10~20万円程度(発展途上国:航空費、滞在費など込みで)
メリット 五感で英語を習得することができる
デメリット 形式だった勉強がおこなえるわけではない

上記の4つの方法の中で『形式』という項目を加えました。『実践』すなわちひたすら英語の波にもまれる型か、『理論』ロジックで英語を勉強する形かを分けたものですが、個人的には双方備わってはじめて英語のスピーキング能力は身につきます。

ですので通信型オンライン教材や海外生活のように、実践に特化した方法に関してはどこかで理論を学ぶ機会を設けたほうがよいですし、逆に理論に特化した購入型のオンライン教材などではどこかで実践を保管して、双方バランスよく勉強していくことが望ましいでしょう。

特に、スピーキングの勉強に関しては誰もが悩まれるところだと思いますので、また深堀していきます。

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