試験や出張など、短期間で英語を勉強・習得しなければいけないときの方法

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英語の勉強を長く持続させることがこのブログの目的であって、一ヵ月やそこいらの勉強で無理矢理英語力を高めようというのは、そもそも主旨とは異なります。

ただし、例えば何らかの理由で急に来月から英語が必要になったり、試験を受けざるをならなくなった場合などは、やはりある程度集中的に英語を勉強する必要が出てきます。

今回は、そうした「駆け込み英語」の勉強方法についてまとめていきたいと思います。

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駆け込み英語の勉強方法

もちろん、前提条件にもゴールにもよると思いますが、基本的には一番多いであろう、以下のような条件下での英語の勉強を想定してみたいと思います。

現在の英語の実力:TOEICで600点程度
目標としての英語力:海外でコミュニケーションが図れる英語力
期間:1ヵ月程度

これが、TOEIC400くらいから一ヵ月でというのは土台無理な話ですが、最初から少なくとも600点程度達しているのであれば、そこから一ヵ月の頑張りで、海外で最低限通用する程度の英語力を身に着けることは不可能ではないかと思います。

ケースとして想定できるのが、例えば夏休みを利用して海外の語学留学に通ったり、ボランティアに参加したりといった場合などです。そうした場合、やはりTOEICとは別に、最低限のコミュニケーションできる英語を持っておくことが望ましいです。

他にも、仕事や研究で急にTOEFLやその他の英語検定を受けなくてはいけなくなったとか、そうした場合を想像していただければいいと思います。

まず、こうしたケースで必要な勉強時間ですが、最低でも一日2時間、できれば3~4時間は英語に専念できる環境にあることが望ましいです。

仕事しながらだと、一日2時間は相当ハードですが、一ヵ月の辛抱だと割り切って、朝1時間、夜1時間といったふうに時間を分ければ、そこまで不可能な数字でもありません。

なぜ2時間という数字が最低限必要かというと、前々から書いているように、英語力の向上には『スピーキング』『ライティング』『リスニング』『リーディング』の4つの要素をバランスよく勉強することが重要であって、これらをまんべんなく勉強しようと思ったら、最低でも一日2時間程度は必要になるからです。

それでは、この1日2時間の内訳をどのように使えばよいのか、以下使い方を具体的に見ていきたいと思います。

英語intensiveコースの具体例

実はこの勉強方法は私が考えたものではなく、外人の語学講師の方が実際に語学学校でやっているカリキュラムを教えてもらい、それを日本在住者でも行えるようにアレンジしたものです。

今でこそそこまで集中的に英語を勉強することなど滅多にありませんが、例えば長いこと英語を使わずにいて、来月からしばらく出張などで英語を使用する機会があったりすると、思い出すためにこうして集中的にトレーニングすることがあります。

以下、それぞれのセクションごとに要する勉強時間と必要なものです。

ライティング:30分
スピーキング:60分
リスニング:15分
リーディング:15分

必要な教材

  • オンライン英会話の60分(50分)コース(1万円程度)
  • ノートパソコン

以下、それぞれのセクションごとの解説を行っていきます。

ライティング

まず、この集中コースの肝となるのがライティングの勉強です。というのも、短期間で英語を話せるようにするためには、まず英語を『書けるように』なることが前提だからです。

『書けない』ものは絶対に『話せ』ません。まずは、ゆっくりと時間をかけてでもいいので、しっかりとライティング上で自分の英語の文法誤りなどを正すことが、英語を話せるようになるための最善手です。

何について書くかですが、特段トピックに指定はありません。それこそ、TOEFLのライティングセクションの練習問題でもいいですし、日記でもいいですし、特定の新聞記事の要約でもいいです。

個人的には、TOEFLのライティングの練習問題が作りこまれていてよいかと思います。書き方のルールなどについては、以前の記事を参考にしていただければと思います。

前回、スピーキングのところで『導入』→『具体例』→『結論』という構成方法についてのべましたが、基本的にはこの三段階のやり方は、ライティングの試験でも応用できるものです。もちろん、スピーキングと違って長い文章を作ることになりますし、そのための準備時間も30分程度与えられますので、その密度に関してはスピーキングテストよりも濃いものを作ることが求められます。

150~200字程度書くとして、試験時間と同じ30分を目安にしましょう。さて、このライティングの勉強が終わったからといって、そのまま終わったきりにしてはいけません。この書きえ終えたライティングの原稿を、今度はオンライン英会話の講師に添削してもらいましょう。

スピーキング

スピーキングセクションは60分ですが、正味最初の30分は自身の書いたエッセイの添削に充ててもらう時間です。まあ、添削してもらいながらも『この箇所はどういう意味』とか『この箇所は別の単語を使った方がいいんじゃない』とか、講師との会話がありますので、こうした些細な応答も勉強になります。

また、添削してもらう際は、極力パラグラフごとに声に出して読んで、講師に発音の間違いなどをその場で矯正してもらうようにしましょう。

この、ライティングの矯正作業は大方30分で仕上がります。そうしたら、残りの時間を使って本格的な『スピーキング』の勉強に充てたいと思います。

スピーキングは、フリートークでもテーマを決めたトークでも良いのですが、極力、自身の書いたエッセイに近いテーマにしてもらいましょう。というのも、何度も同じ表現を書いたり口にすることで、その表現や語彙は脳に定着しやすくなります。

極端な話『私の好きな映画について』というエッセイをライティングしたのであれば、そっくりそのまま同じテーマでトークしても問題ないでしょう。むしろその方が、その日に添削してもらった文法などを使って話せますので、頭に残りやすくなります。

リーディング

ライティング→スピーキングと、それぞれの勉強が次の勉強に活きるようにしてきました。リーディングの勉強も、他のセクションとつなぎ合わせて勉強するのがお勧めです。

英語力を高める方法の一つに『要約』があります。読み終えた英文を、自分の言葉で新しく作り変えるといったものです。TOEFLのライティングの試験でも、テキストを読んで(聴いて)そのあとに、その理解に関して要約させるという問題が登場しますが、それと同じように、なんでもいいのでテキストを読んだら、その文章について要約の英文を作ってみるというのが、英語の勉強においては効率的です。

その際に、重要な単語などは要約後の文章でも用いれば、新しく学んだ語彙を覚えやすく効果的でもあります。表現や語彙を覚えるコツは、とにかく様々なシーンでその語彙を見かけたり、用いたりすることですので

  1. 『英文のリーディング』
  2. 『ライティング』(リーディングで学んだ語などを使用)
  3. 『スピーキング』(ライティングで学んだ語などを使用)

といったプロセスを経ることによって、定着度が倍増します。

リスニング

リスニングに関しては、すでにオンライン英会話を通じてある程度おこなえているので、改めて尺を取る必要もないのですが、やはりオンライン英会話のようなリスニングと、英語の試験などででてくるリスニングとでは別人ですので、もしテストなどを控えている場合であれば、その練習問題であったり、最低でもBBCニュースであったりを、一日15分くらい聞くことをお勧めします。

ただ、上述のリーディング→ライティング→スピーキングの3プロセスを毎日欠かさず行っていれば、リスニングのスキルもそれに引きずられて向上します。

以上が、外国の語学学校の課程を参考にした、短期間で集中的に英語を勉強する方法でした。

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