英語が鈍る!長い間勉強しなかった英語を再び思い出すための簡単なコツ

我々は機械ではないので、必ず怠けることもありますし、憶えていたことを忘れてしまうこともあります。英語の勉強も同様で、何ヵ月、あるいは何年か勉強を続けていると、必ず何度か停滞期に見舞われて、下手すると数か月、英語の勉強がおろそかになる場合があります。

そうした停滞期に見舞われた場合、どのように再び英語を勉強しなおせばよいのか、あるいはそれほどの間英語を勉強せずにいて、頭は英語を覚えているのか、という点についてまとめていきたいと思います。

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英語を勉強しなくなってから、英語を忘れるまで

この、英語を勉強しなくなってから英語を忘れるまでの期間は、結構短い期間です。極端な話、数日でも英語から遠ざかっていたら英語の能力は随分失われてしまいます。

ただし、英語の勉強を打ち切って、その打ち切った水準まで復活するまでの時間は、その人が以前どのような勉強をしていたかによるところが大きいです。例えば、以前記事でまとめましたが『英語を英語として理解する』ような勉強をしていた場合、それは自転車の乗り方と同じように、英語の思考方法ですのでそうたやすくは失われません。

後述しますが、その場合数か月程度のブランクであれば、そんなに労せずに以前の水準まで回復させることが可能です。対して、以前行っていた英語の勉強方法が、単に文法や単語の丸暗記だった場合、この場合は英語の能力は秋の雲のように掻き消えてしまいます。

我々の生活は、常に新しい生活に満ちていて、新しい情報をインプットするためには古い情報を常に排除していかなくてはいけません。そのため、受験勉強の際にあんなに頑張って勉強した数学の公式なども、すでに頭からすっかり抜け落ちているのではないでしょうか?

どういうことかというと、年を取るにつれて『必要のないことを忘れ、重要なことを憶える』という能力が鈍化していくのです。何かを新しく記憶する力は勿論、メモリーをあけるために何かを忘れる力も人間には必要なのです。

上述のように、我々の脳にとっては忘れるということも重要な脳の働きの一つであって、これがないと頭がショートを起こしてしまいます。そのため、単語、文法、イディオム、と別個バラバラに覚えていると、それらを使わなくなった段階で脳の仕分けの対象となってしまうのです。

英語を忘れないようにするため、あるいは忘れてもすぐに思い出すようにするための方法

ですので、まずは英語の丸暗記はもっともやってはいけない勉強方法です。これをやってしまうと、受験勉強のように短期決戦であれば問題ないのですが、社会人の英会話勉強のように長期決戦の場合、ブランクが生じた時に脳が忘れ去ってしまいます。

ですので、英語を忘れないようにするためには、以下の2つのいずれかの方法をとる必要がでてきます。

ブランク期間を極力作らない、作っても一週間程度にとどめる

これがもっとも単純かつ効率的な対抗手段です。脳が情報を『不要なもの』と判断する暇を与えないように、英語の勉強をコンスタントに続けていくことが重要です。もっとも、出張であったり、大きな仕事の納期が迫っていたり、はたまたモチベーションが低下している時期など、様々な要因があると思いますので、無理は禁物です。

無理は禁物ですが、やはり一週間以上あけてしまうと再び勉強を再開しようにもモチベーションがのらなかったり、英語が耳に入ってこなかったりしますので、極力一週間以内に勉強を再開するようにしましょう。

特に、時間が空いてしまうと『時間が空いたので英語ができなくなった』→『せっかく勉強した英語が無駄になった』→『もう英語の勉強は辞めよう!』という悪循環に陥ってしまいますので、モチベーション的な面でもまったくおすすめできません。

英語を英語で理解するようにする

こちらのやり方は、大きなブランクを想定してあらかじめ『英語脳』を作っておくやり方です。以前YouCanSpeakのところでもまとめましたが、我々の脳は(成人を過ぎている人は特に)すっかり日本語向けの思考が身についてしまっていますので、英語はいわば『よそ者』です。

日本語話者は欧米人に比べ会話や読解に際して多く右脳を使うという科学者の話を訊いたことがありますが、まさに脳医学レベルで我々の思考プロセスは環境上異なっているのです。この教材は時間制限で淡々と進められていくので、機械的にこの『英語で思考するプロセス』に我々の脳を切り替えてくれることが可能になります。それは我々の脳が『無意識』に理解している部分であって、実際のところ母国語話者であれば鳥が学校に行かなくても空を飛べるのと同じ理屈で、習わなくても習得していた言語の思考プロセスです。

これを、繰り返し英語の瞬間作文を繰り返したり、あるいは英語の長文を日本語に訳さずに、最初から最後まで英語で読めるように訓練しておけば、英語脳が構築され、ちょっとやそっとでは英語のやり方を忘れないようになります。

英語脳があれば、どの程度のブランクまで可能なのか

私は上述の『英語で思考する』ようにして極力英語を理解するようにしています。これは英語の物を書くとき、話すとき、何かを聴いたり読んだりするときもすべて『英語でのみ』志向することを意味します。

これを続けておけば、例えば私の場合は結構怠け者ですので、一ヵ月二ヵ月英語に携わらない、あるいは仕事でちょこちょこと携わる程度、という期間が続きます。

それから英語の勉強を再開しようとすると、最初のうちは脳がなまっていて、中々英語の文章を脳が受け付けません。ちょうど、昨年スノーボードに行ったきりで、一年ぶりにスノーボードに行く感覚に似ています。

ものの30分も英語を読んだり聞いたりしているうちに、英語脳のほうが蘇ってきて、翌日、翌々日あたりには以前通りにある程度英語が読めたりできるように復活します。

一時期、仕事が忙しすぎて半年近く英語から遠ざかっていたことがありましたが、それでも少し経てば再び自然と英語の構文を理解してきたので、やはりスノーボードや自転車と同じで、一度憶えてしまえばちょっとやそっとでは失われないようなものだと思います。

この『英語を英語で理解する・思考する』やり方に関しては、例えば以前の記事にて紹介しています。リーディングであれば『日本語に訳さずに』英文を読み、スピーキングであれば『最初に日本語の文を考えずに』英文を話すことが重要です。

短期的には、勿論まったく普段の思考方法と違うことをやるわけですので、面倒ですしなかなか上達が実感できないことと思いますが、根気よく続けていれば、上述のように一度身に着けたら忘れないようになりますし、英語を読むスピードがけた外れに早くなります。

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