英語の勉強はバランスが大事。リーディングとライティングを組み合わせて勉強を

このブログではたびたび、英語の勉強においては『リーディング』『ライティング』『リスニング』『スピーキング』をバランスよくやることが効果的だと述べてきました。

今回は、特にTOEFLのライティング対策のために、英語のリーディングを活用するやり方についてまとめていきたいと思います。

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なぜリーディングがライティングに必要なのか

例えば、今回はTOEICを受けるからリーディングとリスニングだけ勉強しよう!とか、今回はTOEIC SWを受けるからライティングとスピーキングだけ練習しよう、とった考えでは、思ったように英語の点数は伸びません。

我々は、すでに中高と英語の基礎学力をつけてきました。ここから、我々の英語の向上に足りないのは『実践』です。いくら机の上で黙々とリーディングを行ったり、語彙や文法を身に着けたところで、それを活かす場が無いことには、上手く活用できません。

英語は、それらの言語よりは少なからず簡単ですし、すでに中高と6年間、受験勉強や大学での勉強も含めると、それらを超過しているような人も少なくないかもしれません。もし、それ以上の時間勉強しているにもかかわらず、英語が話せないというのは、能力の問題ではなく、単に『材料だけたくさん手元にあるが、使えない』という状況なのです。

また、ライティングやスピーキングといったアウトプット型の勉強も行うことによって、文の構造や話し手のリズムなどが分かるようになるのも事実です。実際に私がTOEICで900点を越え、英字新聞が理解できるようになったのも、こうしたスピーキングの勉強を取り入れるようになってからでした。

さて、その逆もまた然りです。スピーキングやライティングと言ったアウトプット型の能力を向上させるためには、リーディングやリスニングといったインプット型の勉強を同時に行う必要があります。

その際たる理由として挙げられるのが、こうした洋書を読んだり、英語の新聞を読んだりすることは、我々が英語を使う上での最良の見本になりえるからです。

これはまた、スピーキングにおいても同様です。適切なアクセント、適切な言い回しをしるためには、内容自体は簡単なものでもよいので、とにかく英語のラジオやニュースやドラマを聞き続けることです。さて以下、こうした生きた英語がいかにして我々が英語を使う上での糧になるのか、ということをまとめていきましょう。

英文読解はライティングを行う上で最良のお手本になる

例えば、英文など何も読まずに、手元にある辞書だけでライティングの練習をすることをイメージしてみましょう。そうすると、恐らく英語初心者の誰もがやってしまいがちな間違いとして、分からない英語を『和英辞典』から検索して引っぱって来る、というやり方だと思います。

Our lives are our own so we don’t need to take care of other people’s reputation as long as we believe in our own decision.

『我々の人生はそれぞれ異なっているので、自身の選択を信じる限りにおいては、他人の評判を「気にする」必要はない。』

そうすると、上述の例文のような間違いが発生します。ここで『気にする』をそのまま和英辞典に当てはめて『take care of』とやってしまうと、不自然になります。というのも、take care ofは使いどころとしては『病気などに気を配る』であって、このコンテキストでは不適格だからです。

こうした『他人の目を気にする』という文脈の場合は『concerned about』を用いるのが正解です。なので、先ほどの文章は以下のようにするのがいいでしょう。

Our lives are our own so we don’t need to be concerned about other people’s reputation as long as we believe in our own decision.

という形で、和英辞典を盲信していると、ときどき変な英文が生まれてしまう原因にもなります。そこで、我々は極力『英文』を読む必要があるのです。特段難しい内容でなくてもよいのですが、とにかく様々な英文を読んでいるうちに、このコンテキストに適した言葉はこれだ、というのが、徐々に分かるようになってきます。

ちなみに、ライティングの練習をする際に、文学や専門書などはあまり参考にしないほうがいいと思います。というのも、こうした本の場合、多くが『その時にしか使用できない語』を使っていたり、あるいは複雑な文法を使っているなどして、我々のwritingの勉強には不向きなことが多いからです。

BBCの記事や、英語中級者程度にアレンジされた本などが、実際のところ使い勝手がよいです。

実際にリーディングを用いたライティングの例

実際に、リーディングに使う教材は、上のところでも少し触れたように、どんなものでも問題ありません。要するに、簡単な単語でさえ、コンテキストによっては多くの日本人が使い方を間違えてしまうことが多いので、それを矯正させると言った意味では、文章自体はそんなに難しくないものであったり、あるいは自身の興味のある分野のほうが良いでしょう。

ちなみに、私は科学系の話が好きなので、例えば以下のようなトピックを読んだりします。

Ever since the 16th century when Nicolaus Copernicus demonstrated that the Earth revolved around in the Sun, scientists have worked tirelessly to understand the relationship in mathematical terms.

『16世紀にコペルニクスが、太陽の周りを地球が回っているという論証を行って以降常に、この軌道の仕組みを数学的に解き明かそうと不断の研究を続けて来た。』

ここでrevolve aroundという熟語が登場しました。たまたまこの熟語を覚えていたおかげで、以前TOEFLの練習問題を行ったとき以下のような英文を書くことができました。

When Galileo claimed that the earth is revolving around the sun, almost all scientists during his time opposed or mocked his opinion.

『ガリレオが、地球が太陽の周りを回っていると説明した時、多くの当時の科学者がその説を一蹴した。』

多分、こうした所で正しい使い方を知っていなかったらroundingとか使ってしまっていたかもしれません。理想的な勉強方法としては、その日に読んだ英文の中で気になった表現をいくつか書き留めておいて、できるだけ早い段階でその熟語や単語を文中につかってみることです。

他にも、上述の英文では『Ever since』は『~してからずっと』という頻出表現ですし『tirelessly』は『不断の』といったアカデミックな表現です。

こうやって、一日に2個でも3個でもよいので、自身が自在に使える単語や熟語や表現を増やしていくことが、特にバラエティに富んだ表現を求められるTOEFLのスピーキングやライティングにおいては効果的です。

また、この手の勉強方法は一日に何十個も憶えるよりも、長く続けていくことのほうが肝心ですので、無理をせず、長続きできるようなペース配分を守っていきましょう。

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