レアジョブとYouCanSpeakを組み合わせ、最短で英会話を攻略!

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さて、前回までに『YouCanSpeak』と『レアジョブ』という二つの教材について説明しました。YouCanSpeakのほうは『理論型』すなわちゴルフや野球でいうところの『素振り』にあたり『レアジョブ』のほうは『実践型』すなわち練習試合やコースに出るようなイメージです。

何もこの2つが最高の教材とは限りませんが、日本にいながら英語のスピーキングを低価格で習得したいと考える限りであれば、限りなく理想形に近い教材になると思います。

今回はそれら2つを複合させて、私が実際に英語を話せるようになるまでのやり方についてまとめていきたいと思います。

理論と実践を複合させた勉強方法

さて、実際のやり方について述べる前に、少し我々の脳の働きについてまとめていきたいと思います。私は脳科学者でもなんでもないので、あくまで本などで聞きかじった知識ですが、一般的に以下のようなことが言われています。

『時とともに我々の脳は物事を忘れていく。それは比例ではなく、反比例曲線を描く』

これはEbbinghausというドイツの心理学者が100年近く前に提唱した理論で、意味の無い音節を使った実験だったことなどが原因で、後年さまざまな反論がなされていますが、このモデルの原形に関しては未だに有用です。

忘却曲線(wikipedia参照)

忘却曲線(wikipedia参照)

例えば、意味の無い文字列を覚えた20分後には60%近い割合でその文字列を覚えているのですが、3日経つと8割型忘れ、6日もたつとほとんど忘れ去ってしまうというのが我々の脳のメカニズムです。

我々の人生にとって、何かを覚えることは重要なことですが、同時に『忘れる』ということも重要な脳の作用の一つです。そうでないと、我々は日々押し寄せる膨大な量の情報に押しつぶされてしまうでしょう。

ですので、我々の脳は『重要な情報』しか覚えたがりません。重要な情報、といっても我々が意識して『これは重要なんだ!』と思っても脳はそうは認めてくれないケースが多いです。これは無意識下(unonscious)でおこなわれる、いわば我々の本能に近い部分の仕事です。

新しい単語、イディオム、フレーズ、文法などなど、外国語習得の際に覚えなくてはいけない物事は多いのですが、これらを効率よく憶えるには若干のずるいテクニックを使う必要があります。

単に日本で日本語を使って日常生活をしていては、脳は英単語を『重要な情報』として受け入れてくれませんので、脳をだまして『これは重要な情報なんだ』と信じ込ませる必要があります。そのために『実践的なスピーキング』が必要なのです。

英語習得の王道は脳を騙すこと

これによって、英単語のみならず『英語』という言語そのものが脳の中に受け入れられるようになります。

二つの教材を使って英語脳に切り替える

ですので、単に英語の単語をひたすら憶える、フレーズを暗記する、といったような『今のところ使い道のない英語』ではなく、英語を『日々使う物、必要な物』として受け入れさせるために、レアジョブのような実践型の教材や、語学留学が有用になってきます。

『YouCanSpeak』は『名詞化』『副詞化』のシステムを取り込むことによって、他の単なる暗記物の教材とは一線を画していますが、それでも『勉強』の域にとどまります。これを『生きた英語』に昇華させるために、実践型の英会話で命を吹き込む必要があります。

といっても『YouCanSpeak』のフレーズを暗記して、それをレアジョブで使えばいいのか、というとそういうわけでもありません。

この辺の説明は少し難しいのですが、あくまで必要な情報の取捨択一、言語の切り替えなどの動作は脳の『無意識化』で行われている作業ですので、何も無理してフレーズを覚える必要はありません。

私は2~3ヵ月で顕著な効果がでてきましたが、以下のようなやり方を毎日行っていました。

  1. レアジョブで講師との会話や読解を行う
  2. 寝る前の15分間をYouCanSpeakの勉強にあてる

『2.寝る前の15分間をYouCanSpeakの勉強にあてる』に関しては、別に起きた時でも昼休みでもいいのですが、基本的に勉強をする際は『集中できる』環境で行うことが一番効率がよいとされています。

仕事のことを考えなくてはいけない起き抜けや昼時間は、あるいはメールや電話に気を取られるような時間帯は、そのためあまりお勧めできません。また、寝ている間に我々の脳は古い情報を整理すると言われていますので、寝る直前の勉強はこれまた勉強に適していると言えます。

これを続けていくうちに、英語で夢を見るようになったり、英語で明日のスケジュールを考えたりできるようになります。そうすることで、私が以前からお伝えしていた『英語で英語を理解する』というTOEICで最重要かつ最も簡単な王道に辿りつきます。

これらは全てやめて『英語の文章は英語として理解する』ということをしなくては、おそらくTOEICでいうと800点以上、英検で言うと準1級より上は難しいと思います。

そうすると、当然オンライン会話のほうでも自然と英語が出てくるようになります。もっとも、最初の語彙やイディオムはたどたどしいですし、適切な使い方を出来ないかもしれませんが、英語の「フレーム」というものが頭の中にインプットされるようになります。

これは、ゴルフのスイング、クロールの仕方、自転車の乗り方と同じように『慣れる』ものです。理論的に身に着けられるものではなく、反復をつうじて脳を慣れさせることが必要です。

例えば、YouCanSpeakで以下のようなフレーズがでてきます(これを覚える必要はありません、似たようなフレーズを何度も目にしているうちに、次第に脳が受け入れています)

YouCanSpeakの画面

YouCanSpeakの画面

『What to invest in is more important than the amount of money』

これは『何に投資すべきかは、金額よりも重要です』という英文ですが、この動詞や目的語を変えればそれだけで多くのレパートリーが生まれてきます。

『What to invest in』(何に投資すべきかは)の部分を『What to study』に変えれば『何を勉強すべきか』という名詞句になりますし、そっくりそのまま『What to study is more important that the amount of time』として『何を勉強すべきかの選択は、勉強に費やす時間よりも重要である』という英文が作れます。

英文を作る際に最も重要なのは『構文』を理解することですので、構文の中で重要な役割を果たす『主語(S)』を作り出すYouCanSpeakの方法論は、多くの教材の中で白眉です。

もちろん、このYouCanSpeakに出て来る英語のフレーズだけではネイティブのように話すことは不可能ですし、英語の場合でも日本語と同様、似たような意味の動詞がいくつもありますので、その辺は実践を通してならっていかざるを得ません。

ただ、その実践の場につくために、装備しておくためのフレーズという意味ではYouCanSpeakのフレーズで十分ですし、自分の思ったことを伝えるという目的であればこの教材で十分対応可能です。

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