学歴・職歴・技能:英語での面接で必要となる3つのプロフィール

前回、英語でのインタビューの導入についてまとめました。最近では日本の会社でも、航空会社など時に英語での面接を行うようなところがありますし、使わなかったとしても自身の経歴を英語で話せるようにしておくのは良いことです。

面接とは、いわば『自分はこういう人間だ』と相手に上手く知らしめる場でもあります。自身の生い立ち、考え、学歴や職歴などを、短い時間に、分かりやすい単語を用いて相手に伝える必要があります。この『自身のことについて』英語で語れるようになる、というのは、将来英語に携わるような仕事をおこなったときに、とても役に立つスキルになります。仕事に対する考え方、今までの生い立ちなどを、初対面の相手に短くまとめるようなことも中にはあるでしょう。

今回は、具体的な面接の内容について見ていきましょう。

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英語での面接での自身の経歴

英語での面接しかり、日本語での面接しかり、まずは自身の経歴を語るにあたって、最低でも以下の内容は必要になってくることを知っておきましょう。

  1. 学歴(Education)
  2. 職歴(Career)
  3. 技能(qualification)

勿論、他にもいろいろと必要な項目はありますが、まずもってこれらの重要事項を説明しておかないと、何が何だか分かりません。面接はいわば『自身を要約して説明する』ことですので、その中に、最低でもこうした項目を盛り込んでおかなくてはならないのです。

よく、海外は以下に自身を上手くパフォーマンスできるかにかかっているから、奇を衒ったことをしたほうがうけがいい、と勘違いする人もいますが、基本的には日本と同じで、ある程度の「王道・筋道」は通っています。

前回は最初の挨拶の受け答えについて見てみましたが、今回はそれ以降の、こうした諸項目における受け答えのやり方について見ていきましょう。

各項目ごとの英語の面接での受け答え

まずは学歴です。社会に出てからも、やはり良かれ悪しかれ、学歴というものは人生についてまわるものです。仕事の出来不出来で判断されるから関係ない、という人も中にはいますが、やはり初対面の印象が重要なように、日本の社会では大学の名前が持つ価値は未だに大きいところもあります。

ただ、こと海外で仮に就職活動をするとなると、日本の大学の名前なんて知ったことか、ということで、あまり学歴フィルターなんて存在しないようなケースもあります。それよりも、大学の名前というより大学の成績などで判断されるようなケースも多いです。

1.学歴(Education)

Remember that your education took place in the past. Therefore you need to use the past tenses, for example:I attended the University of Helsinki from 1987 to 1993.I graduated with a degree in agricultural planning.Etc.If you are currently a student you should use the following present tenses:I am currently studying at the University of New York and will graduate with a degree in Economics in the spring.I am studying English at the Borough Community College.Etc.

『まず、あなたの学歴は「過去のこと」であることに注意しよう。つまり「過去形」を用いる必要があるのだ。例えば「私は1987~1993までヘルシンキ大学に在籍していました」や「私は農学部を卒業しました」といった具合だ。もしまだ現在学校に行っている状況なら、以下のような現在形を用いた文句が適切だろう。「今はニューヨーク大学で勉強していますが、春には経済学部を卒業します」や「私はBorough Community Collegeで英語を勉強しています」といった具合にだ』

ここで注意しなくてはいけないのが『時制』です。ちなみに、このように大学の課程などで何かを学ぶ場合は『learn』ではなく『study』を用いります

一般的には高校までさかのぼって説明する必要はありませんが、その代わりに、大学の専攻以外にも、卒論のテーマや、語学の知識(中国語、フランス語など)、パソコンのスキルなどを、こうした学歴と絡めて説明しても構いません。

とにかく、あくまで面接の目的は『自分を売り込む』ことですので、冗長にならない程度に、シンプルに、自身の魅力を語りましょう。

2.職歴(Career)

大抵、海外で就職活動したいという方は、一旦日本でのキャリアを積んでこられた方だと思います。ここでいう職歴には、念の為『アルバイト』のようなものは基本的には含まれませんが、例えば翻訳のアルバイトや、大学教授の補助といった、特殊な技能を要するようなバイトであれば、説明しても問題ありません。

Work experience is by far the most important topic of any job interview (at least in the United States and Britain). Therefore, it is important to explain what experience you have in detail. Generally, employers want to know exactly what you did and how well you accomplished your tasks. This is not the time to be modest. Be confident, and talk freely about your accomplishments in past employment.

『仕事の経験は、会社の面接(少なくともイギリスの会社では)でかなり重要な要素となる。それゆえに、あなたが過去にどんなことをしてきたかを、詳細に示す必要があるのだ。一般的には、あなたがなにをして、どのように仕事をこなしてきたのかを知りたいと思う物だ。謙虚になる必要はない。自信を持って、過去の仕事での成果について語るといいだろう。』

ここで重要なのは2つ。『仕事の成果』と『仕事の仕方』です。客観的なデータとしての『仕事の成果』を、例えば売り上げの伸び率や、チームの表彰などで表す一方で、どのようにしてそうした成果を得るにいたったのか、という方法論的なところについても触れて行かないと、その成果がたまたま一回きり行われただけのラッキーパンチだったのか、それとも反復性のあるものなのか、の区別が、面接官にはつきません。

勿論、会社ごとに求める人物像は違いますので、時にはチームを引っ張ってくれるいーだーであったり、時には仕事をそつなくこなすクールなエンジニアだったりします。

3.性格(character)

最後に、性格についてです。特に客観的に分かりやすいのが、社労士やFP、公認会計士や税理士と言った資格を要するようなものです(これはハードスキルと言います)。それに対し、個人的な性格など、技能そのものではないが、例えば、コミュニケーション能力であったり、整理整頓好きであったりという性格は『ソフトスキル』と言います。

Most importantly, you will need to demonstrate your qualifications and skills, which are required for the job you are applying for. The job skills that you have acquired in the past may not have been for the same exact job. Therefore, it is important to show how the capabilities you do have relate to the job you are applying for.

『とにかく、仕事で求められるであろう、自身のスキルや能力に関して相手に説明することこそが最も重要なのだとおぼえておこう。過去にあなたが身に着けたスキルがそっくりそのまま新しい仕事に援用できるわけではないだろう。なので、いかにあなたの過去のスキルを、新しい仕事に活用することができるのかが重要なのだ。』

海外だから「際立った人が求められているのだろう」と思われがちですが、いつもそうというわけではなく、むしろそれゆえに、人の話をちゃんと聞ける人、思慮深い人、周囲とのコミュニケーションを図ろうとする人、が求められる傾向が強いです。

自身の性格の語り方については、また次回まとめていきますので、とりあえず今回は英語での面接における『3つの重要なファクター』ということでした。

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