TOEICと時間についての前置詞:前置詞は目で見て覚えよう

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今回から前置詞に関するまとめを行います。TOEIC文法の問題でも前置詞(on,at,inなど)は必ず出題されます。こつさえ掴んでおけば全文をわざわざ読まなくても、自動的に解けるようになりますので、基礎を身に着けておきましょう。

今回は『時間を表す』前置詞のまとめです。

時間の前置詞

前置詞とは、という説明は不要だと思われます。西洋言語に特有の品詞で、特に時間や空間を表す意図で用いられるものです。

具体的にはon,in,at,with…などなどです。

ややこしいことに、特定の前置詞は単体で用いられる場合と、動詞などとくっついて用いられる場合などで意味合いが異なってくることがあります。

基本的な概念は同じなのですが、ちょっとひねっていたり、英語特有の言い回しだったりと、日本人には中々馴染みづらいのがこの前置詞です。

さて、今回は時間の前置詞ということで、以下の4つを覚えていただければと思います。

  1. at
  2. on
  3. in
  4. for

もちろん時間を表す前置詞はこれだけではありませんが、まずはTOEICに対応するレベルとしては最低限これだけ憶えておく必要があります。以下、それぞれの説明を行います。

時間を表すat

時間にせよ、後述する場所の前置詞にせよ、atは『点』を表す前置詞として多く使われます。

点というのは、文字通り『一点』あるいは『正確な』という意味をもっていますので『at+○○時』という表現と組み合わされることが多いです。

at+時刻は頻出のイディオム

例えば以下の例文のような使い方をします。

  • School begins at 9:00.
    (学校は九時からはじまる)
  • Sadako went home at lunchtime.
    (サダコはランチタイムに帰宅する)
  • The books go on sale at around five.
    (その本は5時から売り出される)

最初の例のようにat+時間でも、次の例のようにat+時間的な名詞でも、あるいは漠然とした時間を表したければ最後の例のようにat+around+時間といった使い方も可能です。

最後の例は少し特殊ですが『9時』あるいは『ランチタイム』のように、はっきりとした『点としての時間』で定まっているものに関してはatを使います。

ただし、例外として以下のような表現をしますので注意してください。

  • at+年齢(~のときに)
  • at+night, at+noon(夜に)
  • at Christmas, at Easter, at New Year(クリスマスに)→当日ではなく、クリスマスの季節の子と
  • at the same time(同時に)

これらはイディオム表現ですので、文法問題中に出てきたら自動的にatを使うようにしましょう。

at night

at night

時間を表すon

onの基本概念は『接触』ですが、そこから時間的に『~に』といった使われ方をします。atよりも幅が大きく『on+○○日、曜日』といった使われ方をすることが多いです。

on+日付、曜日は頻出表現!

以下、具体例をみてみましょう。

  • It happened on Monday.
    (それは月曜日のことだった)
  • He will come on 25 March.
    (彼は3月25日にくる)

ちなみにonにも注意しなくてはいけない表現がいくつかあります。例えばクリスマスの季節は『at Christmas』ですが、クリスマスイブは『on Christmas Eve』となります。

  • on Christmas Eve(クリスマスイブに)
  • on the following day(次の日)
  • on the confines of ~(~の境目で)
on Christmas Eve

on Christmas Eve

時間を表すin

時間を表す前置詞としてinが使われる場合、onよりもさらに広い範囲で使われます。具体的には、年、月、季節、時代などがすべて『in』のテリトリーです。

in+月、年、季節、世紀が頻出表現

以下のような例になります。

  • In Hiroshima, it often snows in winter.

    (広島では冬にしばしば雪が降る)

  • School starts in April.
    (学校は4月に開始される)
  • I will go to Japan in the near future.
    (私は近い将来に日本へ行くだろう)

また、以下のようにinには『~後に』という意味もあるので注意しましょう。

  • I’ll leave in an hour.
    (一時間したら帰ろう)

inに関しては表現がたくさんあるのでここでは主要なものをいくつか抜き出して書いておきます。

  • in one’s youth(~の若いころ)
  • in the past/future(過去に/未来に)
  • in the 1980s(1980年代に)
  • in the next century(次の世紀に)
in the future

in the future

時間を表すfor

最後にforの使い方をみてみましょう。『~のために』みたいな使い方を教わった方もいると思いますが、それ以外にもforにはたくさん意味があるので注意しなくてはいけません。

一般的なのは『期間を表すfor』です。例えば以下のように使われます。

  • I have been in Tokyo for six years.
    (私は東京に6年間住んでいる)

また、あまり見ませんが、時には『決まった日時』を表すこともありますので注意しましょう(文法問題ではめったにでませんが)

  • I make an appointment for three o’clock.
    (私は3時に約束する)

forに関しては、時制的な使い方よりもむしろ動詞と組み合わせて様々な意味を持たせるほうが本領だと思いますので、そのときに詳しく説明します(ask for, look forのような)。

さて、今回は4つの前置詞をまとめましたが、概念として理解するよりも、正直前置詞に関してはひたすら慣れるのがいいと思います。

長文を何度も声に出して読んでいるうちに、自然と『あ、この動詞のあとにはwithがくるな』とか『この名詞の前にはonだな』といったことが分かるようになってきますので、それまで辛抱して音読を続けましょう。

最後に練習問題です。

I have been in Tokyo for six years.

I have been in Tokyo for six years.

練習問題

問題
1. Many museums don’t open ______ Mondays.
A)in
B)at
C)on
D)for
2. It gets cold ____ night.
A)in
B)at
C)with
D)since
3.The population has doubled ________ the last ten years.
A)in
B)since
C)by
D)at

解答は下にあります
↓↓

解答
1. Many museums don’t open on Mondays.
(多くの美術館は月曜日には閉まっている)

典型的な『on+曜日』の問題です。『午後』とか『三時』とか、条件の指定されていない曜日を見たら基本的にはonで対応して問題ありません。

2. It gets cold at night.
(夜には寒くなる)

『at night』は上述したとおり一つのイディオムですので覚えておきましょう。これは感覚的なものですので、なぜ『キレイな』がよくて『美しいな』と言えないのか、具体的に中々答えられないように、そういうものなのだと憶えましょう。

3.The population has doubled in the last ten years.
(十年間で人口は倍増した)

今回は触れませんでしたがこれは『期間』を表すinです。ただ、inの基本概念は上述したように『大きな範囲』ですので、10年という範囲、というくくりで考えていただければ、何んとなくイメージがわくと思います。

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