東京オリンピックの開催で、日本における英語格差がますます拡大する!

オリンピック

2020年東京オリンピック開催が決定され、土木関係の株が一気に買われたり、流行語が生まれたりしました。しかし、インフラはともかく数多く見込まれる外国人相手に英語を話す人の数が絶対的に不足しているという話です。

Tokyo has been chosen to host the 2020 Olympic and Paralympic Games ahead of Istanbul and Madrid.

「東京がイスタンブールやマドリッドを抜き、2020年のオリンピックおよびパラリンピック開催地に選ばれた」

今回は、東京オリンピックにまつわる英語の記事のまとめです。

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東京オリンピックと英語需要

英検ができたのは前回のオリンピックの影響です。今回もまた、東京オリンピックが決まったことによって多くの外国人の集客が見込まれており、旅行会社や公務員をはじめ、多くの仕事場で英語力が求められています。

「観光立国」を目指す日本政府の旗振りもあり、訪日旅行者は順調に増加している。昨年はじめて超えた1千万人を、今年は10月前半ですでに突破。年末までには1200万人を超えると予測されている。政府は東京五輪が開催される2020年には年間2千万人、将来的には年間3千万人という目標を掲げており、今後さらに多くの旅行者が訪れることが期待される。こうした観光客を狙い海外と同じサービスを日本でそのまま提供する動きが出てきた。

(引用元:http://www.nikkei.com/article/DGXZZO75366460X00C14A8000033/)

上述の日経の記事は2014年10月時点のものですが、このように日本の観光地としての魅力は徐々に高まっています。そして東京オリンピック時には最大2000万人という集客を見込んでいるというので驚きです。

確かに、実際に今の2倍近い外国人が日本に訪れることを想定したら、当然掲示板やホテルの対応、あるいはWiFiの設置など、対応に追われるようなことが数多く表れると思います。

(特に私の外国人の友人が言っていましたが、日本の文字はただでさえ難解なのに、英語の表示がないからもはや訳が分からない、とのことです)

また、インフラ的なところや、仕事の兼ね合いだけでなく、実際の通訳や案内を見据え、国が8万人のボランティアを募集するとの情報もあります。少なくとも、東京オリンピックが英語学習の転機になることは間違いないでしょう。

文部科学省よりグローバル化に対応した、「英語教育改革実施計画」が発表されました。平成32年(2020年)の東京オリンピック・パラリンピックを見据え、2014年度から逐次英語教育の改革が推進され、そのなかですべての英語科教員は英検準1級レベルを確保することや、生徒たちには高校卒業時に英検2級から準1級レベルの英語力向上が目標として掲げられています。

このように、若年者の英語能力も底上げされると、やはり現在20~30歳の人々は、将来そうした人々の上司として、必然的に英語が必要とされる世代になってきます。

オリンピックまでに英語が話せるようになるのか

オリンピックまで5年あります。5年間毎日1時間勉強したら余裕で話せるようになりますし、一日も勉強しなかったら当然話せるようにはなりません。

以前も英語の習得にまつわる時間については記事にしましたが、実際のところ5年間も勉強する必要は全くなく、効率よく、真剣にやれば一年程度でもオリンピックボランティアレベルの英語であれば十分に話せるようになれます。

何をもって『英語が話せる』かは、その必要性に応じて当然異なります。例えば、日本語でさえ、正しい電話の受け答えが、正しい敬語口調をもっておこなえる人が人口の何パーセントいるでしょうか?

英語で大統領の通訳ができるレベルも、駅で外人に秋葉原へ行く方法を聞かれて答えられるレベルも、見様によってはどちらも『英語が話せる』ということになります。後者の場合、別に海外に留学せずとも、例えば以前紹介したように、オンライン教材などを使えば安上がりに、国内にて習得することが可能です。

この『英語を英語で理解する』を可能にするためには『話す』『聴く』『書く』『読む』をバランスよく、そして『理論』と『実践』をバランスよくおこなうことが肝要です。その『理論』トレーニングに最適なのがこの『YouCanSpeak』のような『瞬間で英作』を行わなくてはいけないトレーニング方法です。

昇進、留学、交際といったモチベーションも一つのファクターになりますが、特にこうしたモチベーションが働かない人は、東京オリンピックのようなイベントも一つの『転機』として働くのではいかと思います。

以前も記事にてまとめましたが、すでに『英語が出来てかっこいい』という時代から『英語ができて当たり前』という時代に変遷しつつあります。まだ2015年の現状では、英語ができたら『かっこいい』に片足を突っ込んでいる状況ですが、私見ではこの東京オリンピックを機会に、この移行がなされるのではないかと思っています。

ちなみに、海外では『英語が話せるの?』という会話は無く『何か国語話せるの?』という話題が持ち上がりますので、やはり将来的に海外での活躍を考えている方は、2020年を待たずとも、早く英語の勉強に少しずつでもよいので力を入れるべきでしょう。

グローバル化は弱肉強食と同義である

最後に、少し英語の勉強とは関係ない話題になりますが、昨今我々が目の当たりにしている『グローバル化』は、我々が弱肉強食の資本主義競争に巻き込まれることを意味しています。

国境を越えて様々な留学生や、専門職が増えれば、当然そうした分野の競争は激化しますし、国内のみならず、海外の安価な労働力市場とも我々は戦っていかなくてはいけません。国によっては税金を投じて国営の企業を海外競争に打ち立てている国もありますし、TOEICでいえば満点をとって当たり前のような人ばかりを集めている海外企業もあります。

脆弱な個人経営の会社などは、資金潤沢な外国のチェーン店などには真っ向勝負では挑めませんし、資本主義市場では安くなった株式を買い叩かれて、企業理念自体が歪められてしまう可能性も大いにあります。

第二次世界大戦のような大国同士が火花を散らす戦争も、冷戦のように何万もの核爆弾がにらみ合う戦争も終わりましたが、依然として水面下では、各国が『経済戦争』にしのぎを削っています。

海外の優秀で安価な労働力や、生産品に太刀打ちしていくために、やはり我々は、あまり聞こえはよくないですが『弱肉強食のグローバル化』に打ち勝って、食い物にされないように努力しなくてはいけません。

このオリンピックで、若年者がどれほど英語の勉強に力をいれ、どれだけ国民間の英語力の格差が広がるのかは分かりませんが、漫然と構えていて仕事を得られる時代は終わりましたので、幸せに生き抜いていくためにも、競争に打ち勝っていくためにも、やはり英語という一つの要素は必要になって来るのではないでしょうか。

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