英語とnonverbalコミュニケーションの2つを使いこなして外国人と会話を!

前回は、コミュニケーションにまつわる重要なテクニックのうち『Listening(傾聴)』についてまとめました。こうすることによって、相手の言葉の裏にある感情を推し量ろう、というものです。

ListeningもHearingも、日本語で訳すとともに『きく』ということですが、前者のほうは聴く、すなわち耳を傾けて聞く、あるいは傾聴する、という意味も含んでいるのに対して、Hearingは単に耳にする、聞く、といったニュアンスです。

今回は、非言語のコミュニケーション『nonverbal communication』についてまとめていきたいと思います。

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nonverbal communicationとは何か

nonverbal communicationとは、直訳すると非言語コミュニケーションです。要するに、会話中に言語以外の自身が発するシグナルのことで、ことコミュニケーションにおいては、会話の内容よりもこのnonverbal communicationのほうが重要な場合もあります。

When we communicate things that we care about, we do so mainly using nonverbal signals. Wordless communication, or body language, includes facial expressions, body movement and gestures, eye contact, posture, the tone of your voice, and even your muscle tension and breathing. The way you look, listen, move, and react to another person tells them more about how you’re feeling than words alone ever can.

『我々は実際に注意深くコミュニケーションを行う場合には、nonverbal(非言語)のシグナルを用いることがある。言葉を用いないコミュニケーション、ボディランゲージや、あるいは顔の動き、体の動き、ジェスチャー、アイコンタクト、姿勢、その他声のトーンや筋肉のこわばり、呼吸などもそうした非言語コミュニケーションに数えられる。実際に、あなたが、見たり、聞いたり、動いたり、反応したりすることは、あなたがどう感じでいるのかを、言葉以上に相手に伝えることができます。』

以前記事にまとめましたが、メラビアンの法則という物によると、初対面で我々が相手に抱く感情のうち、じつに90パーセント以上がこの『nonverbal communication』によるものだと言われています。

いくらかっこいいことを話したとしても、無駄にきょろきょろしていたり、声が小さかったりすると、頼りなく思われてしまいます。

Developing the ability to understand and use nonverbal communication can help you connect with others, express what you really mean, navigate challenging situations, and build better relationships at home and work.

『相手を理解する能力を深め、かつ自身のnonverbal communicationを用いることは、お互いの繋がりを助ける役割を果たし、また、あなたが本当に言いたいことなどを伝える手立てにもなります。こうして、家庭や職場などでよりよい人間関係が育まれるでしょう。』

また、たとえ相手のnonverbal communicationに気づかなかったとしても、やはり無意識に相手の快不快は伝わるもので、それが自然と自身の反応などにも影響をもたらします。以下、相手のnonverbal communicationを理解する方法、並びに自身のnonverbal communicationを相手にうまく伝える方法についてまとめます。

相手のnonverbal communicationを読み取る方法

まずは相手の動作から感情を読み取る方法です。あくまで方法論的なもので『この動作はこのシグナル』みたいな、心理学的なものではありませんので注意ください。

Be aware of individual differences. People from different countries and cultures tend to use different nonverbal communication gestures, so it’s important to take age, culture, religion, gender, and emotional state into account when reading body language signals. An American teen, a grieving widow, and an Asian businessman, for example, are likely to use nonverbal signals differently.

『個々人の違いに気を付けよう。異なった国や、文化的背景によって、我々のnonverbal communicationは違う物です。そのため、相手のボディランゲージを読み取るためには、まずは相手の年、文か、宗教、性別、それから感情の状況などを勘案しましょう。例えば、アメリカ人の10代、悲しみに暮れた寡婦、アジアのビジネスマンなどは、それぞれ異なった反応をします。』

よく、書籍などで『心理学で相手のしぐさを理解しよう』みたいなものがありますが、国際的にボディランゲージを理解しようと思ったら、一辺倒の解釈は禁物です。いつも『腕組みは相手への威圧』とは限りませんし『髪をいじくるのは退屈』とも限りません。

スマイルや眉をしかめる行為も、国や文化によって持つ意味が異なりますので、この辺は、その土地にある程度住んでみないと、身に着けることが難しい部分にもなります。

Look at nonverbal communication signals as a group. Don’t read too much into a single gesture or nonverbal cue. Consider all of the nonverbal signals you receive, from eye contact to tone of voice to body language.

『nonverbal communicationをグループとして見分けよう。一つのジェスチャーや非言語の動作から、多くを読み取ることはできない。つまり、受け取った全ての非言語動作(アイコンタクトから音のトーンまで)から、相手の感情を読み取る必要がある。』

一つ一つの動作を一々判断していたらこちらが伝わりますし、あるいは目をそらしたからといって嘘ややましいことがあると決めつけるのは早計です。あくまで総合的に、相手の一挙手一投足に目を張っていて、相手の感情を読み取れるように訓練しましょう、ということだそうです。

こちらのnonverbal communicationを相手に上手く伝える方法

上述のものは『相手の動作を読み取る方法』でしたが、逆に自身の感情を上手く相手に伝える方法もあります。

Use nonverbal signals that match up with your words. Nonverbal communication should reinforce what is being said, not contradict it. If you say one thing, but your body language says something else, your listener will likely feel you’re being dishonest. For example, you can’t say “yes” while shaking your head no.

『nonverbal signalsを、自身の言葉とマッチさせよう。nonverbal signalsは、言わんとすることを強調して伝えることが可能です。もし、あなたがあることを相手に伝えているのに、体ではまったく別のことをしていたら、聞き手は、あなたがごまかしているように感じるでしょう。ちょっとやってみれば分かりますが手を振りながら「yes」と言うのは難しいです。』

ウソがばれるのは、話の内容というよりもむしろそれを隠そうとする体の動きで見破られることのほうが多いかもしれません。不用意に目を伏せる、いつもより多く話すetc…といったようにです。

逆に、真実であれば体の一挙手一投足がそれを『肯定する』動きをしますので、自ずと説得力が生まれます。ちなみに、機会があればやっていただきたいのですが、英語で嘘をつくのは結構難しいです。

Use body language to convey positive feelings even when you’re not actually experiencing them. If you’re nervous about a situation—a job interview, important presentation, or first date, for example—you can use positive body language to signal confidence, even though you’re not feeling it.

『ボディランゲージを、たとえそう感じていなかったとしても、ポジティブな感情を伝えるために使ってみよう。例えば、何かその状況に緊張や不満を感じていたら(就職活動の面接、初めてのデートなど)、そう感じていなかったとしても自信の表明として使ってみよう。』

これはやってみると結構効果がありますが、緊張する場面では、むしろ堂々としているように振る舞ってみましょう。例えば、就職活動の部屋に入るときは背筋をピンとして、落ち着いて入室したり、相手の目を見据えたり、といった形です。

こうしていると、自然と気持ちのほうも落ち着いてきますので、自分を騙す意味でも、まずは行動の方を少し変えてみましょう。

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