TOEICリスニング攻略:写真描写問題を解くために必要なノウハウ

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今回は、TOEICのリスニングパートのまとめです。

長期的な勉強方法ではなく、あくまで短期的につかめるTOEICのコツのようなものですので、TOEIC以外にはあまり汎用性はありませんが、テスト直前に読んでいただければ多少なりとも点数アップに貢献できると思います。

TOEICのリスニング

TOEICのリスニングを難しいという人もいれば、簡単だという人もいます。TOEICで例え900点や満点をとったところで、語学レベルとしては『B2』程度ですので、外国に長期滞在経験のある人にとっては簡単である、といったところでしょう。

『A1』~『C1』というアルファベット+数字の表記は、CEFRという、言語レベルを表す国際規格のことです。ヨーロッパ言語共通照枠(Common European Framework of Reference for Languages)の略。

普段日本語のなかで生活している私たちにとっては、やはり短い時間でアナウンスをされたり、紛らわしい単語が出てきたりというのは、中々骨の折れるものですし、根気を使うと思います。

基本的には『リスニングの勉強』を日々行っていれば、大体3~4ヵ月程度で英語脳に近づいてきますので、大分リスニングが楽になります。

英語に慣れるのは耳ではなく『脳』です。そのため、英語のCDやラジオを聴くのであれば、多少なりともそちらに意識を集中させておく必要があります。

とはいえ、TOEICという特別なテストのために対策をうつのもまた一つの作戦です。大学受験のために赤本を読むように、過去の傾向からTOEICのコツのようなものを導きだすのは全く悪いことではありません。

というわけで、今回からTOEICのリスニングパートの『攻略法』についてまとめていきたいと思います。今回の記事ではリスニングパートの最初に登場する『写真描写問題』について扱います。

何ごともコツがあります

何ごともコツがあります

写真描写問題

ここでは、10問の問題が用意されています。それぞれのあらかじめ用意された写真をみて、その写真にちなんだアナウンスはどれか、を探し当てる問題です(アナウンスの選択肢は4問です)。

この写真描写問題の中で正解を探し当てる方法は2パターンあります。

  1. 正解をダイレクトに当てにいく
  2. 消去法

写真選択問題に関していえば、このうちの『2.消去法』のほうがおすすめです。なぜなら、TOEIC出題者も当然我々の英語の能力を試していますので、あの手この手でひっかけてこようとします。

4つある選択肢の中には、少なくとも1つ、多いときには2つ、あるいは正解以外のすべての選択肢がひっかけ問題、という場合もあります。

ですので、簡単に聴いて『あ、これ正解だ』と思って『1. 正解をダイレクトに当てにいく』ふうにしてしまうと、実は後からひっかけ問題だった、ということも十分にありえます。

また逆に、正解の選択肢のほうをあえて『歪曲させた言い回し』でアナウンスする場合もあります。

TOEICで高得点、800点や900点を狙うのであれば、写真選択問題でのミスは極力0、多くとも1問程度にとどめておかないと、他の箇所で巻き返さなければならなくなります。

では、具体的にどのようなひっかけの手法が用意されているのでしょうか?TOEICの写真問題で出題されるひっかけの手法としては、以下のような手口があります。

  1. そもそも的外れの語が紛れている解答
  2. 写真に即した語がつかわれるが、位置関係などが正解ではない
  3. 発音は似てはいるけど違う語を交えてくる

以下の写真と問題を使って、それぞれのひっかけ問題をみてみましょう。

例題と解説

練習問題

練習問題

A) The boy is wearing cap.
B) There is a glass on the keyboard.
C) They are facing the monitor.
D) He is turning on a mouse.
1.そもそも的外れの語が紛れている解答

一番ありがたいのがこの『的外れの解答』が出てくれることです。『正解かどうかあやふやな』選択肢よりも、一発で間違いだと分かるアナウンスのほうがすぐに消去できるので混乱しません。

A) The boy is wearing cap.
『少年が帽子をかぶっている』

確かに写真の中に『少年』はでてきますが、帽子はでてきません。この『cap』という語が出てきた時点で、この選択肢は『間違い』だと即座に判断できます。

この場合は問題用紙に『×』とでもいれておきましょう。

ちなみに、答えが微妙で最後まで聞かないと判断できない場合は『?』とか『/』とかのマークを私はいれています。

2.写真に即した語がつかわれるが、位置関係などが正解ではない

このパターンは少しだけ厄介です。写真上に存在している名詞を用いてアナウンスがなされますが、位置関係などが間違いであるケースです。

B) There is a glass on the keyboard.
『キーボードの上に眼鏡が置かれている』

例えば、この少年二人はともに眼鏡(glass)をかけており、机のうえにキーボード(keyboard)も存在していますが、キーボードの上に眼鏡が置かれているわけではありません。

コツとしては、まずリスニングの中で『何が』主語なのかを見極めるようにしましょう。この場合『眼鏡(glass)』が『キーボード(keyboard)』の上に置かれている、と言っているので『眼鏡(glass)』という主語っぽい名詞が出てきた時点で、それがどこにあるのか、に注意して聞かなくてはいけません。

3.発音は似てはいるけど違う語を交えてくる

写真選択問題のひっかけ問題の中で、このパターンがもっともややこしいです。『right』と『light on』とか、『gone』と『go on』とか、いやらしいひっかけをたまに仕掛けてきます。

D) He is turning on a mouse.
『彼はマウスの電源をつけている』

特に、動詞に関してはこういうひっかけでこられるパターンが非常に多いです。この問題はおそらく『turn』だから、『マウスを転がしている』のか?と受験者が誤解するような意図がおそらくあります。

『turn on』で電源をつけるという熟語ですし、そもそも彼はマウスに触っているのかも分からないので、間違いだと分かりますが、咄嗟に分からない表現や曖昧な単語が出てくるとパニックになります。

この『発音は似ているけど』ひっかけに引っかからないようにするには、正直数をこなしていくよりほかにはありません。

また、10問中に5問も6問もこうした紛らわしい問題が出て来るわけでもありませんので、集中して聴いていれば『あ、少しおかしい』と気づくようになります。

この『少しおかしい』に気づくようになるには、こつこつと『英語の文章を声に出して読む』という勉強方法が一番です。

文章の流れをつかむためには、聞くだけではなく『自分で何度も声に出して英語を読む』ことが大切なのです。

これをしていれば、無意識に自分の頭の中に英語のルールのようなものができあがってくれるので、不自然な表現には自ずと気づけるようになります。

正解

というわけで、正解は

C) They are facing the monitor.
『彼らはモニターに向かっている』

となります。ただ、アナウンスが(C)の選択肢を読み上げた時点で100パーセント自信がなければ、一応最後まで聞くように心がけましょう。

上述したように、ひっかけ問題の可能性がありますので、余裕がある人のみ、最後までアナウンスを聞かずに次の問題に集中するとよいでしょう。

また、もしまだTOEICの練習問題を解いたことが無い方は、公式サイトから練習問題が無料で受けられますので、チャレンジしてみてください。

http://www.toeic.or.jp/toeic/about/tests/sample01.html

以上で写真描写問題の説明を終了します。次回は『応答問題』に関するまとめです。

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