アメリカンジョークで覚える英語:外人の笑いのツボはどこにある?

外国人も我々も『笑い』が一つのコミュニケーションツールになることはすぐに理解できるでしょう。一方で、我々と彼らの笑いのツボには、時々微妙なずれがあります。

実際に彼らと話していても、20パーセントくらい笑いどころがわからないところがあります。ただ、元を辿れば同じような些細なことで笑いますし、そこまで彼らと私らに大差はないでしょう。

今回は笑いをテーマに『ジョーク』について見ていきたいと思います。

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外国のジョークを理解しよう

個人的には、この『ジョークを理解する』ということは時に、仕事上のプレゼンなどよりも難解であることがあります。もっとも、アメリカ映画のように、会話中にアメリカンジョークが連発される、というような状況は滅多にありません。

あくまで、ちょっとしたウィットとして本や新聞などに登場する程度ですが、それでもこうしたジョークに目を通すことは、彼らの価値観や笑いのツボを理解することにもつながります。

若干無粋ですし蛇足かも知れませんが、今回は念のため、邦訳のほかにジョークの解説もつけて、いくつかの外国のジョークを紹介していきたいと思います。

例えば、以下のようなものは典型的なジョークではないでしょうか。

There’s a senior citizen driving on the highway. His wife calls him on his cell phone and in a worried voice says, ”Herman, be careful! I just heard on the radio that there was a madman driving the wrong way on Route 280!”Herman says, ”I know, but there isn’t just one, there are hundreds!”

『ある年老いた運転手が高速道路を走っていたとき、彼の妻から不安げな声で電話がかかってきた。「あなた!気を付けて。今ラジオで聴いたんですけど、狂った男が一人、280号線を猛スピードで逆走しているそうよ!」旦那は答えた。「まったく狂っているよ!一台どころじゃなくて、何百台も逆走していやがる!」』

この老人の妻がラジオで聞いた『逆走する狂人』とは、もちろんこの夫自身のことです。に彼は正規の道とは逆側を走っているので、当然ながら他の人たち全員が『逆走している』ように見えるというわけです。

こうしたジョークであれば、別に背景知識もいらずに理解できるのですが、ジョークの中には、時々背景知識を必要とするものもあります。

背景知識を必要とするジョーク

うちわネタみたいなものですが、ジョークの中にはある程度ルールが定まっているものがあります。例えば、以下のような『ブロンドジョーク』と呼ばれるものはその典型的なものの一つです。

Q: Why can’t a blonde dial 911?

A: She can’t find the eleven.

『Q:なぜブロンド娘は911に電話をかけられないのか?A:11の番号が見つけられないから。』

もちろん、これはステレオタイプ的なものですが、ジョークの中に登場するブロンド娘は『バカの象徴』として紹介されます。今回のケースでいえば、電話には0~9までしかないのに、11を探すから911(レスキュー番号)に電話がかけられない、という話です。

また、特定の国や地域を小バカにしたようなジョークもいくつもあります。表現の自由、が西欧社会のモットーとはいえ、どこかから抗議が来ないのでしょうか。以下のようなNationality Jokeと呼ばれるものが、まさにそんな感じです。

An Irishman, an Englishman and a Scotsman go into a pub and each order a pint of Guinness. Just as the bartender hands them over, three flies buzz down, and one lands in each of the pints.
The Englishman looks disgusted, pushes his pint away and demands another pint.
The Scotsman picks out the fly, shrugs and takes a long swallow.
The Irishman reaches into the glass, pinches the fly between his fingers and shakes him while yelling, “Spit it out, ya bastard! Spit it out!”

『ある時、アイルランド人と、イギリス人と、スコットランド人がともにパブに入って3人ともギネスを注文した。ちょうどバーテンダーが彼らにビールを手渡すとき、3匹の蠅がそれぞれ、彼らのビールグラスに落ち込んだ。
イギリス人は、嫌な顔をしてビールを端に寄せ、お代りを注文しなかった。
スコットランド人は、蠅をのけると、やれやれと言った形でビールを飲みほした。
アイルランド人は、ビールの中の蠅を摘み上げると、指で挟みながらこう言った。「おいこの野郎!俺のビールを返しやがれ!さあ吐くんだ!」』

このジョークの中で、イギリス人は典型的なイギリス人(高潔、潔癖)、スコットランド人は大ざっぱ、として描写されています。一方割を食っているのはアイルランド人で、彼のビールに飛び込んだ蠅が彼のビールを飲んだと思って「ビールを返せ!」といったニュアンスで上述の言葉を吐く、おろかというかケチというか、なんとも言えないキャラに描かれています。

ラストは宗教ジョーク+下ネタです。

A nun comes to her Mother Superior and asks her to hear a confession.”Today Father Goodwin told me I had the gates of Heaven between my legs, and that he had the Key to Heaven. Then opened my gates with his key.””That bastard!” says Mother Superior. “He told me it was Gabriel’s trumpet, and I’ve been blowing it.”

『ある尼さんが修道院長の女に告白に来た。「ああ、今日神父様が私にこうおっしゃいました。『お前の股の間には天国への門がある。そして私はその天国への鍵を持っているぞ。』そうおっしゃって、彼は私の門をお開けなさいました。」修道院長の女は「なんてこった!彼は私には『それはガブリエルのトランペットだ。」というので吹いてしまった、と返した。』

ジョークは楽しみながら英語が勉強できる一つの手段です。また機会があったら紹介していきます。

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