移民の子供たちに学ぶ!英会話習得の近道は語彙の勉強を徹底すること

海外では移民が盛んです。例えばフランスからドイツへ、イタリアからスイスへ、ポルトガルからスペインへ、といった具合で、家族ごと国境を越えるようなことが多く見受けられます。

ですので、子供時代に海外に移住するケースも珍しくなく、そう言った場合は現地の言葉を覚える必要が出てきます。そうした際にまず行われるのが『語彙の学習』だそうです。

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英語の語彙と現実の世界

英会話を話せるようになるためには、そもそも『語彙』を上手く引き出す能力が必要であることを以前まとめました。

そもそも、抽斗から自在に英単語を引き出せるようにするためには、まずもって抽斗の中にたくさん英単語のストックがあることが前提です。いくら店員さんがスムーズに在庫を取り出してくれるブティックでも、在庫自体が少なければ魅力が半減するのと同じで、とにもかくにもこの『自在に操れる単語力』が少なければ英会話では戦えません。

日本語でも、例えば『語学』という単語の意味を知らなければ、我々は語学に関することを説明したり、納得したりすることができないように、英語でその単語を知らないと言うことは、言葉にすることも理解することもできないということになります。

ですので、移民の子供たちはまず文法と並行して、日常生活で必要な語彙力を片っ端からまずは身に着けていくことを要します。フランス語やドイツ語では男性名詞、女性名詞といった概念も存在しますので、そういったところも当初の単語学習の障害となってきます。

そうした単語の学習は、現実の物体に即して行われることが多いです。室内にあるもの(机、いす、テーブル)、街中にある建物、メジャーな職業、美味しい食事、といったように、とりあえず自身の生活の中で必要な物から次第に、我々は学習していきます。

こうした語彙は、文章で見かけることよりもむしろ日常会話で使うことの方が多いものかも知れません。『where is the library?』『How can I cook a hamburger』といった感じで、とりあえず日常生活で使われている単語をもとに、我々の世界は形成されていくようになります。

最初のうちはそのように、名詞が主に生活の中心となりますが、次第に『形容詞』『副詞』といった抽象的な概念も要されるようになってきて『速く』『赤い』『小さい』といった、情報に新しい情報を付加させるような単語もまた、自身の世界を形成させるために一役買うようになるのです。

このブログでも何度か書いていますが、要するに語彙を覚えるのに最も適しているのが、そのように『現実の世界』と英語をリンクさせた勉強方法です。それが『語学留学』(周りの環境をすべて英語に変える方法)が外国語の学習に適していると言われる由縁ですし、実際に周りの建物や単語をなんでもかんでも英語で言えるようになれば、英語はかなり話せるようになります。

現実の世界と英語を結びつけるためには

つまり、移民の子供たちがやるように、現実の世界と英語を結びつける勉強の真似を行えば、それは英語の学習に効果的だと言うことです。実際には、以下のようなやり方があります。

1.目に見えるものを全て英語に変換する

まず一番手っ取り早いのが、とにかく目に見えるものをなんでも英語に変換して生活するやり方です。会社までの行き帰り、学校までの往復、テレビの中の情報、ととにかく目に見えるあらゆる名詞を英語に変換して歩き、できなかったものはその場で辞書を見ながら修正します。

ただし、このやり方は骨が折れますし、普段の生活の妨げにもなりやすいです。それに、外国に住んででもいないかぎり、このやり方はかなり高い確率で『飽き』ます。気が向いたときにゲーム感覚程度でやるくらいでちょうど良いでしょう。

2.日記を書く

続いて、実用的な方法が『日記を書く』というやり方です。ライティングの勉強方法には、例えば新聞記事の要約をする、とかプレゼンの資料を作る、とかいったものがありますが、これらは、やってみると分かると思いますが、自分の世界から少し遠い世界の出来事です

ギリシャのデフォルトの記事を翻訳することを想定していただけばいいと思いますが、確かにこういった記事の要約は、読解の勉強にもなり、ある程度の語彙力も身につくのですが、あくまで自分自身におきた出来事ではないので、中々語彙の実感がわきません。

対して、日記を書く、という行為は常に『自身の日常』に即したものを書く行為です。『図書館へ行った』『モノレールに乗った』『動物園でパンダを見た』・・・と、内容は何でもよいのですが、とにかくその日の自身の行動、感情、訪れた場所などをひたすら書き留めておきます。

これを最後に声に出して読むことで、その日あった自身の身近なことを、英語に要約したことになります。

この『英語で日記をつける』時間は英語の勉強の時間にカウントしないようにしたほうがいいと思います。あくまで、普通の生活の一環として取り込んで、長続きさせるためにも、寝る前の5分を必ず日記にあてる、とか決めてしまった方がよいでしょう。寝る前に書いたものは、特に脳が記憶しやすいので、その日に覚えた新しい単語を使って日記をつけるやり方も効果的です。

3.海外で生活する

金もかかりますし時間もかかりますが、もっとも自身の世界を英語に結びつけるのに役立つのがこの『海外で生活する』というやり方です。

英語圏であれば、人に道を聴くとき、パン屋でレーズンパンを買うとき、電車のアナウンスを聞く、電光掲示板を読むとき、ときなど、とにかく日常生活がそっくりそのまま英語によって構成されています。

市役所は『city hall』に、地下鉄は『subway』に、フランスパンは『French bread』に、日常で使用する単語単語が、ものの3~4ヵ月もすれば次第に英語めいたものに変わってきます。

そうした単語を、あとは英会話に使うようにするのはそう難しくありません(抽象的な単語は新聞などを読む必要がありますが)。もっとも、海外留学に関しては再三メリットデメリットをまとめていますが、金と時間がかかりますので注意しましょう。

ところがそうすると今度は費用の面での問題が生じてきます。月々生活費と授業料をどんなに安く見積もっても10万円以上はしますので、それを半年一年続ける資金の余力がないことにはそもそも難しい選択肢でもあります。

語彙力は、その分野にどの程度携わったかが大きく影響する

さて、まとめですが上述の例は『日常生活』に関わる英語の語彙です。英語圏で日常生活にまつわる英語の語彙力が向上するのは、なんとなくイメージがつくと思います。

それと同じように、例えば経済用語ばかりに携わるような職や学業に携わっていれば、日常生活用の用語はあまりできずとも、経済用語に関して詳しくなります(listed company(上場企業)、stock price(株式相場)など)。

逆に、英語の文学などを読んでいると今は使わない表現など出て来て戸惑うことなどもありますし、語彙力はその特定の分野への関心が大きなファクターになっています。

ですので、一概に『英語が話せる』といっても、ゴールは人それぞれで、例えば私は英語で国債の変動についてプレゼンはできますが、前日に資料を渡されたとしても微生物の効用とかウニの細胞とかについてプレゼンはできません。

巷には様々な英会話向けの語彙の参考書などあります。基礎の部分はある程度に通っていますが、それ以上となると個人によって要不要が分かれて来るところがありますので、自身の目でどういった分野に注力して語彙を増やしていくべきかを考えてみましょう。

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