英語の勉強で「I can」だと思えれば飛躍的に英語力は向上する!

英語の勉強には、一つの『特異点』のようなものがあるのをご存知でしょうか。ある地点をきっかけに、英語の能力が飛躍的に向上していく分岐点のことです。

今回は、その『いったいどの地点を過ぎたら英語ができるようになるのか』という地点についてまとめていきたいと思います。

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英語における一つの到達点

英語の学習における『ゴール』の定義はかなり難しいです。そもそも、我々でさえ日本語を未だに100パーセント理解している人はいないのではないでしょうか。

ら抜き言葉や、言葉の誤用、様々な敬語の複雑さなどの要因で、文法の辞書にのっとって100パーセント毎日正しい日本語を話している人など、ほぼいないに等しいでしょう。

ですので、あくまで英語の学習における到達点は、人によって異なるでしょう。英語の学習における一つのゴールは、個人的には以下のようなあたりだと思います。

スピーキング:プレゼンや大学での議論が行える
ライティング:メールでのやり取りが行える
リーディング:新聞や洋書が辞書なしで理解できる
リスニング :映画が字幕なしで理解できる

ライティングだけ少し簡単ですが、これらはあくまで『日常生活で使いそう』な英語をゴールに絞ったものです。ライティングに関しては、例えば英語で論文を書ける、といったようなことの方が難易度は高いでしょうが、日常生活でそこまでもとめられませんので、個人的にはメールのやり取りで十分かと思います。

ただし、これらの『できる(I can)』には、かなりの幅があります。一概に『プレゼンが行える』といっても、果たして相手を納得させえるレベルなのか、それともたどたどしく、考えながら英語を話す感じなのか、といった具合にです。

ただ単に『できる』といっても、50パーセントくらいの『できる』なのか90パーセントくらいの『できる』なのかで随分と変わってきます。

この「できる(I can)」ということが、英語力の向上に大いに貢献する

こんな話を訊いたことはないでしょうか。アメリカ人と日本人に、それぞれ『あなたは日本語を話せますか』と『あなたは英語を話せますか』という質問をすると、アメリカ人の方は『もちろん話せるよ!「konnichiwa!」』という感じで、挨拶くらいしか話せないにもかかわらず『できる』といいます。

対して、日本人の方はある程度話せるにしても『a little』とか『no』とか、とりあえず話せないような体です。

まあ、これはアメリカンジョークですが、この『I can』と考えることこそが、他言語を習得する上で大いに役に立ちます。なぜかというと、この『I can』の考えであれば、机のうえの勉強というよりも、実践に即した勉強をしやすくなるからです。

練習場から外へ出よう

以前、英語のスピーキングを『ゴルフの素振り(理論)』と『ゴルフのコース(実践)』に見立てて説明したことがありました。

YouCanSpeakのほうは『理論型』すなわちゴルフや野球でいうところの『素振り』にあたり『レアジョブ』のほうは『実践型』すなわち練習試合やコースに出るようなイメージです。何もこの2つが最高の教材とは限りませんが、日本にいながら英語のスピーキングを低価格で習得したいと考える限りであれば、限りなく理想形に近い教材になると思います。

これはなにも、スピーキングに限ったことではありません。ライティングにしろ、リスニングにしろ、リーディングにしろ、練習もむろん大切ですが、むしろ練習と実践のバランスをとるほうが大切なのです。

毎日毎日素振りを100回していた人と、毎日の素振りの回数は500回だけれども、週末には試合に出ていた人とでは、恐らく後者の方が、野球の打者としてはより実践に即した形で活躍できるのではないでしょうか。

英語における特異点「I can」の信念

さて、前置きが長くなりましたが、冒頭で疑問符をつけた『英語における特異点』とは、お分かりの通り『I can』の考え方を持つこと、あるいは持てるようになることです。もっとも、アメリカ人のように挨拶しかできなくてこう思ってはいけません。

何度か紹介していますが、TOEICでいえば600~700点当たりのレンジで、恐らくリーディングやリスニングは『I can(できる)』の域に片足を突っ込む形でしょう。

この状態では、辞書なしで新聞を読むこともできませんし、ラジオを聴くことも、映画を理解することも恐らく難しいでしょう。難しいでしょうが、20~30パーセントくらいは『できる』のです。

一旦この『少しできるぞ』という感覚を身に着けてしまえば、あとは反復練習でこの理解度のパーセンテージが次第に上昇していきます。例えば、最初の月はBBCのニュースを聴いても、30パーセントくらいしか理解できなかったのに、翌月には35パーセントに、翌々月には40パーセントに、といった形です。

リーディングに関しても同じく、最初のうちは新聞を読んでもちんぷんかんぷんでしょうが、辞書を使って読んでいるあいだに、そのうち語彙に慣れてきて、独特の言い回しになれて、仕舞には辞書が無くても理解できるようになります。

とにかく、まずは『練習用のプール』から、こうした『実践の海』に身を投じることが大切です。そうすることで、英語の勉強は滑走路からtakeoff(離陸)します。泳げない状況で海に行くとおぼれ死にますが、ある程度泳ぎ方を身に着けてからいけばなんとかなります。

「I canの精神でモチベーションも向上する」

この『理論型』のみの勉強方法から『実践型+理論型』に移行することで得られるもう一つのメリットが『モチベーション』です。前々から、英語の勉強は自分自身との戦いであり、モチベーションとの戦いである、ということを述べてきました。

やはり、毎日毎日机の上で黙々と文法問題を解くよりも、様々な英語の映画を見たり、ラジオを聴いたり、本を読んだりしながら英語が勉強できた方が面白いですし、他の知識を身に着けられることでしょう。

そうすれば新しく参考書を買う必要などなく、インターネット上の新聞だったり、YouTubeの英語のドラマやドキュメンタリーを見ることがすでに一つの勉強になるのです。仕事から帰って、ゆっくりとソファーで寝っ転がりながら、アフリカの大自然を紹介するアメリカのドキュメンタリーを見たり、大好きなアメリカのドラマシリーズをみることが、すでに英語の勉強になるのです。

こうした環境にさえ自身の英語環境をつくりかえてしまえば、あとは時間とともに独りでに英語力が向上していきます。なんにせよまずは『I can』の精神をもって、練習場から実践の場に身を投じることが必要になって来ると言うことです。

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