英語の未来形と仮定法。TOEIC文法では仮定法についてよく触れられる!

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『未来形』と一概にいっても、過去形と違って未来とはまだ確定的なものではありません。そのため『未来形』とは日本語に関しても『願望』『命令』『推測』のような表現になります。

例:私は来年大学に進学するだろう
例:彼女は将来医者になりたいと思っている

この形式は英語においても大きく変わりません。すべて『will』であらわせばいいというものでもありませんので、そのへんは誤解が無いように注意をしましょう。

英語の未来形

前回、過去完了、過去進行形などの違いについてまとめましたが、実は未来形においてもその違いが存在します。

現在形と現在進行形
現在完了形
過去形、過去完了形、過去進行形

未来形=willで覚えていてしまった人は、一旦それをすべて忘れてください。さて、以下のような違いを見ていきましょう。

  1. Tom will write many documents tomorrow.
    (トムは明日たくさんの書類を書く
  2. Tom will be writing a documents at 5:00 p.m.
    (トムは明日の5時の時点で書類を書いている
  3. Tom will have written twenty documents by the time he goes home tomorrow.
    (トムは明日帰宅するまでに20通もの書類を書き終える

以下、順に違いをみていきましょう。

1.Tom will write many documents tomorrow.

この文章は『未来形(Future tenses)』と呼ばれるものです。この文章は、ほぼ確実に定まった未来を指示しています。この状況から覆ることは、例えばトムが病気になったり、災害がおきたりと、突発的な事件がおきたときくらいです。

シンプルな未来形は、今まだその動作および期間がはじまっていないものに関して使われます。

2.Tom will be writing a documents at 5:00 p.m.

この文章は『過去進行形』のニュアンスと似ています。過去進行形においては、ある過去の一点において何か動作が進行していることを表すものでしたが、未来進行形ではそれが未来のある一点に言及されているという違いです。

3.Tom will have written twenty documents by the time he goes home tomorrow.

この例文は『過去完了』と似ています。過去完了では、何か別の動作がなされるまでになされた別の動作を『過去完了』として表現しました。

未来形にあっては、別の動作(この例文だと『he goes home』)をなすまでに、トムは『Tom will have written twenty documents』を終えなくてはならないということです。

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英語の仮定法未来

仮定法未来とは『when』『if』を用いて、~をしたら~をする、といった『未来における仮定』を表現するものです。

以下のような例が該当します。

  • I will visit Hanako, when I travel to Japan.
    (日本を旅行するとき、私は花子を訪ねる)
  • If Tom studies Japanese, he will be able to work in Japan.
    (もしトムが日本語を学んだら、彼は日本で働くことができるようになる)

『仮定法未来』で重要なのが、『when』か『if』をともなう句は『現在形』を用い、それ以外の箇所に『will』を付け加えるというところです。

例えば、上記の例でいくと『I will visit Hanako』の句は『visit』という現在形が用いられており、『If Tom studies Japanese』の句は『studies』という現在形が用いられています。現在形ですので、人称に注意しましょう。

『when』か『if』をともなう句は『現在形』を用いる

この文法問題はTOEICでも頻出ですので理解が必要です。

仮定法現在

続いて、現在の仮定法に関してです。日本語でいえば『~したら~のに』というニュアンスの表現です。さきほどの『仮定法未来』との違いは、主に実現不可能な出来事を指し示す際にこちらの『仮定法現在』が使われる点です。

以下のような例を見てみましょう。

  • Paul could make the best grades in his class, if he studied everyday.
    (毎日勉強していればパウルはクラスで一番になれるのに
  • If the airplane for Tokyo didn’t leave until 6:00 p.m., I could get to the airport in time.
    (もし東京行きの飛行機が6時まで離陸しなければ、私は空港に間に合うことができるのに

こらら2つの仮定は、おそらく実現不可能なのでしょう。そういったシチュエーションではこのようにcould、あるいはwouldを用いた『仮定法現在』がつかわれます。

仮定法現在において重要な点が『if』を用いた句の時制が『過去形』になるという点です。

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仮定法過去

最後に『仮定法過去』と呼ばれる表現をみてみましょう。比較のために仮定法現在と似たような例文を使います。

  • Paul could have made the best grades in his class, if he had studied everyday.
    (毎日勉強していればパウルはクラスで一番になれていたのに
  • If the airplane for Tokyo hadn’t left until 6:00 p.m., I could have getten to the airport in time.
    (もし東京行きの飛行機が6時まで離陸しなければ、私は空港に間に合うことができたのに

これらの表現では『~さえしていたら~できていたのに』と、すでに取り返しのつかない事柄に対して若干の嘆きを交えて表現するやり方です。

この『仮定法過去』で重要な点が、could 以下の動詞が現在完了形に、ifの句が過去完了形になっているという点です。

これらの文法を踏まえて、また練習問題にチャレンジしてみましょう。

練習問題

問題
1.If the snow ________ to fall, none of the planes will be able to take off.

  1. continues
  2. is continuing
  3. continued
  4. will nontinue
2.John ________ a painting for this year’s exhibition.

  1. submit
  2. will submit
  3. submitting
  4. were submitting

解答は下にあります
↓↓

解答
1.If the snow continues to fall, none of the planes will be able to take off.
(もしこのまま雪が降り続けたら、どの飛行機も離陸できない)

『仮定法未来』を用いますので現在形である『1.continues』が正解です。他の選択肢は、すべて時制がおかしいです。

2.John will submit a painting for this year’s exhibition.
(ジョンは今年の展覧会に絵画を出展する)

ただの未来形である『2.will submit 』が正解です。この設問においては、時制うんぬんよりも第三人称のJohnに適した動詞がそれ以外に存在しません。

未来形、および仮定法に関しては、TOEICの文法問題のなかでも頻出の類ですので、今一度おさらいをしておきましょう。

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