スピーキングを格段に向上させる!英語のタンデムパートナーと授業の進め方

英会話の勉強は何かとお金がかかるものです。語学学校は勿論、インターネットを利用するようなオンライン教材でも、やはり一年通してやると6~70,000円程度はかかってしまいます。

今回は、お金もかからずかつ生の英語を勉強できる『タンデム』という制度についてまとめていきたいと思います。

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タンデムとは

英語ではtandemと書きますが、語源は二人乗りのバイクのことです。ここから派生して『母国語が異なる者同士がお互いの母国語を教え合う』システムとして、いつしか使われるようになりました。

例えば、私は日本語が母国語ですし、マルコ君はフランス人で、フランス語が母国語だとしましょう。お互いに、私はフランス語を勉強したいと思っており、マルコ君は日本語を勉強したいと思っていますが、中々生の言語を聞き知る環境が備わっていません。

そんなとき、お互いに協力し合って、例えば最初の一時間は日本語だけを使って会話する、次の一時間はフランス語だけを使って会話する、といった塩梅ですすめていくことによって、お互いの母国語をいかせるというものです。

日本では外国人の数自体、そんなに多くないため中々発達していないシステムですが、人の出入りが多いヨーロッパ圏などでは、かなりの割合でこのタンデムをおこなっている学生や社会人がいます。

まあ、安上がりということよりも人脈を広げると言った意味でも重宝されていますので、特に横の人間関係を重視するヨーロッパ圏では受け入れやすいシステムだったのかもしれません。

タンデムパートナーの探し方

日本でタンデムパートナーを探すのは少し難しいです。というのも、国としてあまりタンデムが周知されていませんし、そのため登録制などインフラが整っていないからです。

とはいえ、探そうと思えば以下のようなやり方で探せないこともありませんので、参考にしていただけたらと思います。

  1. SNSを利用して探す方法
  2. 友人などの協力で探す方法
  3. 学校などを利用して探す方法

以下、それぞれの解説です。

1.SNSを利用して探す方法

実際にはこれが最も簡単かつスピーディにタンデムパートナーを探すことができます。例えばタンデム専門のサイトでも検索することができ、別に日本国内に住んでいなくても、スカイプを使って通信しましょう、といった方法も可能です。

またfacebookを利用して探す方法も一つの手です。『English Japanese tandem』とか『Japan』いった形でグループ検索をかけたら、ある程度日本語を勉強している外国人のグループが発見されますので、そこの掲示板などに、自身がタンデムパートナーを探している旨を書きこみましょう。

ただ、日本語と英語のタンデムですと、どうしても供給超過(外国人の友達を探している日本人のほうが圧倒的に多い)になりますので、かなり積極的に探す必要が出てきます。

2.友人などの協力で探す方法

もし、知り合いですでにタンデムを活用している人がいたら、その人に別の友達を紹介してもらうと言うやり方も可能です。というのも、外国人は外国人のネットワークを個別に持っていることが多いですので、我々が探すよりも早く見つけ出すことが可能なケースがあります。

3.学校などを利用して探す方法

大学に在学中の方は、国際科などに登録すれば留学生を紹介してもらうことが可能です。実際に相手を探すにはこのやり方が一番簡単で、かつ確実に見つかります。

また、大学によっては海外の提携校とのスカイプによる交流などを推奨している処がありますので、そういった人脈などの形成にもつながります。

タンデムの進め方

実際にタンデムパートナーが見つかってからの進め方についてまとめます。ここでは、スカイプではなく実際に会って授業をすすめていくスタイルだという仮定をしましょう。

まず、タンデムパートナーと円滑にコミュニケーションをとるためには、そもそもお互いにある程度の語学力を持っていることが必要です。こちらは、TOEICでいえば最低でも6~700点程度はあったほうがいいですし、相手も最低でも日本語を半年程度勉強している体が望ましいです。

というのも、お互いにそれ以下の技量ですと、会話が困難で、せっかく会っても面白くなく(というか気まずく)、タンデム自体長続きしないことになってしまうからです。逆にTOEICで6~700点程度あれば、まあたどたどしいですが、一応必要最低限の会話は可能ですので、なんとかなります。

さて、実際の進め方ですが、私の場合は『交代制』をとっています。つまり、最初の一時間はお互いに日本語で話すことで日本語を勉強し、次の一時間はお互いに英語では話すことで英語を勉強する、といった塩梅です。

話の内容としては、それこそ国内の普通の友人と話すようなことでもいいですし、あるいはお互いの国の文化についての話などでも面白いです。私は初めのころ、お互いに金融関係の者だったので、よくお互いの国の簿記のシステムとか話し合っていました。

学生ならともかく、社会人ともなるとそう何度も会うわけにはいきませんので、月に2,3回程度、まあカフェでも行ったりして2~3時間話すような感じが適しています。たまに飲みにも行きますが。

タンデムとの問題点

まずお互いに、文法の教師というわけではないので、結構突っ込まれた質問をされると困ることがあります。例えば、我々は小中のころ『日本語の動詞の活用(未然、連用、終止・・)』を覚えたと思いますが、今でもそれを人に説明できるくらい覚えている人はどれくらいいますでしょうか?

それと同じで、相手も英語のことをAからZまで知っているとは思わない方がよいです。これはオンライン教材の講師とよく似た状況です。

次に、日本に来ている外国人には時間制限があるということです。留学生であれば1~2年ですし、出張で来ているのであれば3年程度です。逆に永住しているような外国人であればわざわざ日本語を勉強する必要はありませんので、自ずと、我々のタンデムパートナーは短期滞在者ということになり、長期的にタンデムを行うことが難しくなります。

まあ、現在であれば、帰国後もお互いの熱意があればスカイプなどでやり取りできますし、また次を探せばよいので、そう悲観することはありません。なんにせよ、外国人の数が少ない日本においては、そもそもパートナーを見つける、というところからして難関ですので、まずそこをクリアしましょう。

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