リスニングの王道:欧州で有名なdictation(ディクテーション)勉強法

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今回は、リスニングが伸び悩んでいるすべてのレベルの方に向けたお薦めの勉強方法に関してです。

リーディングは上達したのに、リスニングは中々上達しない、と言われる方は、おそらくセンスがないのではなく、単純に耳(脳)が慣れていないだけだと思います。

一般的に、耳(脳)がその言語に慣れるためには3ヵ月はその国で生活することが必要、と言われいますので、実際に毎日一時間や二時間そこいら勉強したからといって、中々耳(脳)は馴れてくれません。

リスニング能力を飛躍させるトレーニング

ですので、3ヵ月勉強してもリスニングができない!というのは、ある意味当然の訴えと言えば当然です。

バランスよくスピーキングやリーディングを行っていれば、基本的には英文の流れを理解できるようになりますし、確かにスキルは向上すると思いますが、どうしても途中で伸び悩む、という現象は何度か登場します。

語学の勉強は坂ではなく階段式で、ある時間がたつまでまったく伸びずに、ある期を境にぐっと伸び、またそれからしばらく伸び悩む、という期間が続きます。

なので、少しできなかったからと言ってあまりめげないでいただきたいのですが、次に紹介する方法を使えば、そうしたスランプとは関係なく、リスニングの能力を向上させることが可能になります。

その方法とは『dictation』と言われるトレーニング方法です、以下そのやり方について解説していきます。

一歩一歩英語の階段を上りましょう

一歩一歩英語の階段を上りましょう

dictationとは

直訳すると『書き取り、口述』などの意味です。動詞の『dictate』ですと『人に何かを書きとらせる』とかいう意味になります。

これを、リスニングのトレーニングに応用させるのですが、具体的には、以下の順に行っていきます。

〈dictationの手順〉
  1. CDプレイヤーを用意する
  2. 英語のCDを流す
  3. それを聴いて、一文ずつ区切っては、ノートに書き写す

これだけです。別にCDプレイヤーでなくて携帯電話とかパソコンとかでもいいのですが、他のものに集中がいってしまいますし、CDプレイヤーが一番シンプルに『停止』『開始』を押せるので便利かと思います。

あとは、ピリオドまでを一文として、英語の長文なり会話文を聞いたら、それをノートに書き写すだけです。CDは、できたらTOEICやTOEFLの教材についているようなものをお勧めします。

そういったものであれば、参考書に必ず英文のスクリプトがついていますし、実戦形式にそった英文の聞き取りの勉強ができます。

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dictationの効果』

このdictationを行うことによって、以下の2つのメリットが得られます。

  1. 細かいところの英単語が分かるようになる
  2. 文法を意識しながら聞き取りができる

以下、詳細を説明します。

1.細かいところの英単語が分かるようになる

例えば、以下のような英語の文章が読まれたとします。

Could you tell me how to fill out this form?
(この書類の書き方を教えてもらってもよいでしょうか?)

この英文の中で『to fill』は、how とout にはさまれて、ほとんど何を言っているのか分からない程度の発音になります。

そんなとき、分からないからと言って飛ばしていては、後々困ることになりますので、おくいった『繋げて読む』『母音を合わせて読む』みたいな英文を明瞭に理解する助けになります。

2.文法を意識しながら聞き取りができる

例えば、以下のような英文が流れたとします。

How long ××× you be staying in Japan?

ここで、×××の部分は早すぎて何を言っていたのかあなたには分からなかったとしましょう。そんなときでも、前後をよく見てみれば、ここに入る単語は推測できると思えませんか?

疑問形で、How long が先に来ていますので、つぎに来るのは動詞か、助動詞のはずです。youのあとにbe stayingがきているので、動詞であるとは考えられません。ですので、ここに入るのはおそらく助動詞、前後から推測するに『~予定ですか?』を表す『will』がフィットするでしょう。

このような形で、文法をあわせて考えることで『ここには動詞はおかしい』『ここには前置詞がくる』といった思考が次第に働くようになり、これがリスニングの際にも行えるようになります。

もっとも、このdectationも、最初のうちは何をいっているのか分からないと思いますので、最低でも一ヵ月は続ける必要があります。

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