TOEICと就職・企業との関連性:どのレベルが社会で求められるのか!?

building-374442_1920

以前も少し触れましたが、現状日本の会社では海外赴任、昇進などにTOEICを課しているような企業が数多くあります。

また、採用面接の際なども、当然のことながら、例えば『海外経験があります』といった単なる経験だけではなく、そこで何をして、何を結果として残し、何を学んだのか、あるいはどの程度英語が話せるのか、といったところが重視されます。

英語を話せることはもはやアドバンテージではなく、英語を話せない、書けないことがデメリットになりつつあります。

今回は、社会人とTOEICという切り口で、英語のスコアの重要性を少し検討していきたいと思います。

スポンサーリンク

社会人におけるTOEIC

TOEICホームページによると、新入社員に求められる英語力は465~680点という結果が出ていますが、これは大中さまざまな企業のアンケートをもとになされた結果ですので、最低でもやはり600点が求められているといってよいでしょう。

新卒時に600点以上のスコアが求められる代表的な職種としては、以下のようなものがあります。

大手メーカー、総合商社、航空系、金融系など、いわゆる大企業と言われる企業にはほとんど応募要件にTOEICスコアが求められており(必須でなく、目安のところもありますが)、また明記されていなくても採用時に大きく加算・減点の対象とする企業も多いです。

以下、一部紹介します。

新卒時に求められるTOEICスコア

600点以上
  • 三井物産
  • 住友商事
  • JAL
  • 王子製紙
  • 大正製薬

やはり600点というのが一つの目安のようで、採用条件には明記されていませんが、ほとんどのメーカー、金融、インフラなどでは600点以上という条件は暗黙のものになっています(他が突出していれば、これを満たさなくても問題ないのですが)

700点以上
  • NTT
  • 東京電力
  • ブリジストン
  • ファーストリテーリング

ここに抜粋しているのはあくまで一部ですが、やはり時価総額の高いような企業はどこもこうしたランキングにのっています。

800点以上
  • 住友不動産
  • 野村不動産
  • ヒュンダイ

不動産、外資、あとは証券会社のIBコースなど、800、900点台を求めているところが多いようです。

900点以上
  • サムソン
  • 証券会社IB部門
  • 外資系大手など

実際にはこれらは一部の例です。上述したとおり、これらの点数を足きりの目安としているところもあれば、足きりとまではいかずとも採用時の判断に大きく影響を及ぼすような企業まであります。

海外赴任に求められるTOEICスコア

海外赴任要件に関しては、前述のように600点ではなく、700点が最低足きりラインのようです。700点を境に、英語をつかってできることが600点台と比べて飛躍的に増えるので、やはりそのへんを評価の対象としている企業が多いようです。

Bランク:730~855点
通常会話は完全に理解でき、応答もはやい。話題が特定分野にわたっても、対応できる力を持っている。業務上も大きな支障はない。正確さと流暢さに個人差があり、文法・構文上の誤りが見受けられる場合もあるが、意思疎通を妨げるほどではない。

以下、700~730点以上を海外赴任の用件にしている企業です。総合商社は軒並み、やはり英語のスコアが海外赴任の最低条件のようです。

  • 伊藤忠
  • シャープ
  • みずほ証券
  • 丸紅
  • 三菱商事
  • 住友商事

ここに書かれていない企業でも、大体は700~800点程度が海外赴任の最低足きり条件だと思っていただいていいでしょう。やはり、海外で海外の企業を相手に活躍する社員、というものは夢がありますし、多くの新入社員が憧れものだと思います。

それだけに、競争率は年々増加しており、700~800点程度では普段の業務で突出するものがなくては海外赴任させてもらえず、ずっと国内畑にとどめられるような企業もたくさんあります。欲をいえばTOEICで900点くらいとっておかなければ目立たないような企業も少なくありません。

plane-50893_1920

出世コースと海外畑

メーカーや商社はすでに海外に赴任することが前提のような形で採用を行っていますが、これに追随しているのが金融業界です。今まで、国内の市場である程度安定していた大手生損保が、次々と海外企業を買収し、グローバル人材をもとめるようになったのは最近のことです。

ただし、こうした海外の地盤がまだ固まっていないような企業において、やはり海外組は一種のステータスであり、競争率も高く設定されています。

もちろん、海外に行ったからといって必ずしも出世するわけでもないですし、海外に行かなかったからと言って必ずしも出世できないわけではありませんが、やはり人事部によると、それなりに評価の高い社員には、若いうちに海外に出てもらい、ゆくゆくは会社を担ってほしい、というのが思いのようです。

こうした出世レースを勝ち抜いて海外派遣の先兵となるためには、日々の業務はもちろん、やはり有無を言わせぬ客観的なスコアデータによって、人事部を納得させるしかないでしょう。

例えば、大手生保、大手銀行、大手損保にも何人か知り合いがおり、そのうちの何人かは海外赴任を決めるために毎日英語の勉強はつづけ、土日も返上することもあったそうです。

スポンサーリンク

コメントを残す



このページの先頭へ