学生・社会人・海外赴任:さまざまなTOEICの平均点を知っておこう

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TOEICとは、大学受験や英検のように合否があるものではありません。受ければ必ず結果が返ってきますし、電光掲示板に自分の名前がのってない、ということはありません。

もっとも、だからといって出来不出来の区別が無いと言うわけではありません。企業のTOEIC足きり、大学院の選考など、様々なTOEICの目安が存在します。

今回は、そうした周りとの点数といった意味で、TOEICの様々な平均点、というところに焦点を絞ってまとめていきたいと思います。

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様々なTOEICの平均点

基本的には『TOEICプログラム DATA & ANALYSIS 2012』という冊子からいろいろなデータを拾わせてもらいました(少し英語版の物からも拝借しましたが)。

また、データを統一させるために公開テストではなくIPテストのデータを引用していますので注意してください。

1.全体の平均点

TOEIC IPテストの過去3年間の推移に関しては以下の通りです。

    〈TOEIC IPテストの平均点〉

  • 2010年 460点
  • 2011年 462点
  • 2012年 457点

大体460点を目途に過去三年間行ったり来たりしている状況です。460点というとDランクの上位からCランク程度の感じですが、以下のようなことができるレベルです。

Dランク:220~465点
ゆっくり話してもらうか、繰り返しや言い換えをしてもらえば、簡単な会話は理解できる。身近な話題であれば応答も可能である。語彙・文法・構文ともに不十分なところは多いが、相手がNon-Nativeに特別な配慮をしてくれる場合には、意思疎通をはかることができる。

Dランクとみなされるのが465までですので、ぎりぎり次のレベルに届かない、といったところでしょうか。海外旅行に行けば、レストランで水とメインディッシュくらいは注文できる感じです。

ちなみに、企業と学校の点数の内訳としては以下のようになっています。

〈TOEICスコアの内訳〉
  • 企業・団体 478点
  • 学校    429点

つまり、この平均点460点の中には、中学生や高校生も含まれてのこの点数ですので、これを越しているからといって簡単に喜べるような数字ではありません。

2.TOEICスコアの分布図

続いて、TOEICスコアの分布図の説明にうつります。

それだけに、競争率は年々増加しており、700~800点程度では普段の業務で突出するものがなくては海外赴任させてもらえず、ずっと国内畑にとどめられるような企業もたくさんあります。欲をいえばTOEICで900点くらいとっておかなければ目立たないような企業も少なくありません。

上のように何度か、TOEIC800点以上、TOEIC900点以上、という単語を出していますが、具体的にこの800点以上、あるいは900点以上というスコアは全体の何人くらいがとれるものなのでしょうか?

500点以上の分布で見ると、以下の通りになっています。

〈TOEICスコア500点以上の割合〉

  • 500点以上 36.5%
  • 600点以上 20.5%
  • 700点以上 10.4%
  • 800点以上 4.5%
  • 900点以上 1.3%

上記のパーセンテージは、累計で見ていますので注意してください。つまり、500点以上の中の36.5%の中には600点以上の20.5%も含まれているわけで、単に『500点台』の人の数であれば36.5-20.5で16%です。

なので、企業が求める730点などというレベルに達しているのは、贔屓目にみても全体の15%くらいしかいないレベルですし、900点までとると全体のわずか1.3%しかいない状況です。

これは、周りと差をつけるにはもってこいの数字です。私の希少価値は100人に1人、と言っているようなものです(TOEICの受験者は毎年250万人ですので、上位2~3万人には入れるということです)。

3.業種によるTOEICの平均点

企業のTOEICスコアをみると、かなり業種によってむらがあります。以前、就職の際に求められるTOEICスコアということで、一部紹介しましたが、やはり商社や不動産は高い平均を維持しているようです。

全部あげるときりがありませんので、上位5位だけ選定して紹介します。つまり、これらの企業に入るためには基本的には高い英語力が求められるということです。

  • 1位 マスメディア620点
  • 2位 商社    571点
  • 3位 不動産   560点
  • 4位 証券・保険 558点
  • 5位 薬品    555点

他にも、都道府県 694点とか謎の項目があったのですが、母体数が極端に低いですし、何をしている機関か分かりませんので、その他とか、都道府県とか、そういった類のものは今回のランキングから除外しました。

今回は、TOEICの平均点というものを切り口にしてみましたが、受けるからにはやはり上位1%である『900点以上』を狙っていただきたいと思います。

短期的なコツで900点を上回ることは、私個人としてはできないと思いますので、やはり体系だった勉強を3ヵ月~半年は続けていく必要があるでしょう。

方法さえおさえて置けば、無理なく、TOEICのみならず英語のレベルが向上し、半年もすれば英語がある程度は話せるように、TOEICのスコアでいけば900前後はとることができるようになります。

今回は、この辺で終了とします。

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