ステップ3:上級者に向けたYouCanSpeakとレアジョブの応用

上級者向けのトレーニングに入る前に、少しイメージしていただきたいと思います。イメージする像は『英語がペラペラになっている自分』です。

そうすると何ができるでしょうか?例えばTOEICのホームページでは900点以上取った人は、例えばCNNのテレビニュースが理解できたり、政党のインタビュー記事を読んだり、自社製品の詳細を説明できる、とあります。

900点を越えれば辞書を使わなくてもある程度新聞が読め、あるいはCNN,BBCのラジオやテレビ番組などを理解することが可能になります。

これらは何もCNNや政党といった固い話題ではなく、もっとフランクな、あるいは下心のある話題でも問題はありません。むしろそのほうがイメージがわきやすいのではないでしょうか。

上級者の英語

例えば、好きなアメリカのテレビドラマを字幕なしで見たい、白人の女の子をナンパしたい、海外旅行で自由自在に買い物が楽しみたい、など動機は不純だろうとなんでもいいと思います。

とにかく英語の上達には『動機』をつけることが絶対条件です。あくまで机のうえの勉強をしなくてはいけない時期は義務教育の時点で終わりました。

逆に言えば、文法やイディオムの面白くもない勉強を黙々と続ける必要はなく、これからは、英語を『活用する』という目的のために勉強をしていかなくてはなりません。

レアジョブもYouCanSpeakも所詮は画面の中の出来事です。そこでは我々は好きなだけ失敗もできますし、言い方が悪かったからといって講師が腹をたてることはありませんので、どんどん新しい表現や語彙に挑戦しましょう。

将来英語を使ってやりたいこと、学びたいことがある方は、そここそが本番です。TOEICの点数なんて手段の一つに過ぎませんので、TOEICで900点とった、満点とったといって満足せずに、そこよりも上を目指しましょう。

今回は、そんな意識の高い『英語上級者』のためのトレーニング方法です。

YouCanSpeakの上級者向けトレーニング

ここでいう上級者は、TOEICでいうところの800点以上あたりをさします。CEFRの査定でいけばB2~C1レベル、すなわち海外に出ても『なんとか英語が話せる』と見なせられるラインです。

YouCanSpeakのホームページにも書いてありますが、この教材の受講者の3割程度が海外在住者の受講です。つまり、海外に住んでいるからと言ってオートマティックに英語が話せるようになるわけではありませんし、上級者レベルでもYouCanSpeakを使ったトレーニングが効果的であることを指しています。

インターネットにつながる環境であれば世界中どこからでもYouCanSpeakを学習できます。YCS受講者の三割は、日本国外に住む海外在留邦人です。アメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリア、フィリピン、などの英語圏の他、香港、シンガポールにも多くの受講者がいます。

上級者のみなさんが心がけるのは、このYouCanSpeakの教材において、レベル3、レベル4を含め反応時間『3秒』以下で全ての英文をすらすら読めるようになることです。

といっても、何も一つ一つ無理して丸暗記する必要は全くありません。ある程度時間をかけてみっちりトレーニングしていれば、自然と他の文章も言えるようになります。

以下、それぞれレベル3とレベル4の英文を少し例に見てみましょう。

レベル3

レベル3

レベル4

レベル4

見ての通り、初見では難解です。単語もフレーズも、レベル1とは比べ物になりません。難解ですが、これを瞬時に英文で話せたら、それはすでに英語が話せることになりはしないでしょうか。

こんな難解な英文であっても、トレーニング次第で誰でも話せるようになります。才能は若干関係ありますが、それ以上に『やるかやらないか』の要素のほうが多いです。

恐らく、下手なやり方で1年英語を勉強した天才よりも、YouCanSpeakとレアジョブを複合させたやり方で半年続けた凡人のほうが英語が話せると思います(少なくとも私は英語に関しては凡才以下でした)。

もっとも、実際の英会話とこのYouCanSpeakの決定的に大きく違うところは『相手がいない』ということです。つまり、本来の英会話であれば『相手の英語を聴く』『その返答をおこなう』の2つのプロセスがあるのですが、YouCanSpeakのプログラムはあくまで『あたえられた日本語』を英訳するだけです。

ですので、このYouCanSpeakだけで英会話が完璧にマスターできるかと言ったら、私は全然そうは思いません。補助輪にはなりますが、あくまで補助であって、自立するためにはやはり実践が不可欠なのです。

その実践の不足を補うために、ついで『レアジョブ』のほうの上級者向けカリキュラムを見ていきましょう。

レアジョブの上級者向けトレーニング

レアジョブも上級者になると、レアジョブの用意した教材というよりは実践的な英語の新聞や洋書、面接などが効果的な勉強になってきます。

例えば、以前紹介した『Voice Of America』などがレアジョブのお薦めオンライン新聞にのっていますが、別にこれでなくでも、BBCでもWall Street Journalでも問題ありません(経済の話についてこれるかは人によると思いますが)。

こちらはアメリカのラジオ局です。Voice of Americaの略で、サイトを見ていただければわかりますが『Learning English』という標語がサイトには掲げられており、英語学習向けの番組です。
サイトはLevel ONE,TWO, THREEと格付けされており、自身のレベルに合わせて学習がおこなえるスタイルです。BBC同様、映像コンテンツやスクリプトも豊富に備わっていますので、初心者から上級者まで英語の勉強に活用できます。

Voice of America

Voice of America

また、実践的な英語の勉強方法として『英語の面接』というカリキュラムがそなわっています。レアジョブの講師は英語の面接で聞かれやすい項目、というものを持っているので、相談すればその講座を受けることが可能です。

レアジョブの英語面接

レアジョブの英語面接

もっとも、本格的なものではなくあくまで『フィリピン人の講師がマニュアルを用いておこなう』ものだということを理解しておきましょう。一日150円程度の授業ですので、チャート的なフィードバックが返ってくるわけではありません。

また他にも、私は例えば洋書の一節の分からない部分を教えてもらったり、取引先とのメールの内容について相談したりと、結構フレキシブルに答えてくれます。

とまれこのレベルまでくると、英語での会話が流暢に楽しくなってきます。海外旅行でも雑音交じりの飛行機のアナウンスはともかく、ホテルの従業員やブティックの店員との会話にはなんら支障はありませんし、仕事でも英語が活用できます。

多少サボると英語は忘れますが、このレベルまで一度達してしまえば、忘れたとしてもこの水準に戻ってくるまでに要する時間が少なくて済みます。

あとは、自身の目標、例えば海外赴任や留学など、実践の場に出れば思い出すこともあるので、まずはこのレベルまで到達し、一度『英語を操る快感』を味わっていただければと思います。

(個人的には、英語で夢を見る辺りから脳の構造が英語に切り替わってくれたと思います。)

今回で、初級、中級、上級者向けの複合カリキュラムのまとめを終了します。

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